「日本画家・福田眉仙とその周辺」に行って来ました。西宮市大谷記念美術館の年明けの展覧会は日本画でよく山下摩起さんの雪の屏風を見に行くのが楽しみなのですが、今年はガラッとイメージがかわっていました。福田眉仙さん、幼い頃から絵に親しみ上京して久保田米僊に師事、麦僊と号します。米僊の推薦で橋本雅邦に師事。翌年日本美術院創立に参加し研鑽を積み岡倉天心の影響を受ける。天心の勧めで中国大陸に渡り、各地で写生。深く感銘を受けた峨眉山にちなんで雅号を眉仙に改める。それまでの南画と違いスケッチをもとに山水画を描いた人です。ほほう。いい感じです。
周辺の画家として摩起さんもありましたが普通の風景画でした。やはり大観は目を引きますね。橋本雅邦さんうまい。この辺つながっていたのかとしみじみ。しかし違いはよくわかりません。