エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雨上がり

2014年12月30日 | ポエム
雨が上がった。
年も押し迫った12月29日である。

氷雨となった朝・・・。
年末だから、やらねばならぬことが多い。
雨だと足が止められる。

無為に過ごす半日となりそうである。



小ぶりになった時を見計らって、出かける事としたのである。
とにかく、動き出さなければなるまい。







「雨上がり滴ため込む冬木立」







木々の芽が、雨を留める。
それがキラキラして美しい。



雨上がりは、至る場所が「パワースポット」である。
雨滴に、全身を晒す。
雨滴の中に、入り込む。



雪になるとの予報もあったけれど、雨で終始した。
もし、雪になっていれば・・・この南天の実が雪ウサギの目になっていた筈である。

少し残念!
きっと孫たちが歌うだろう「雪だるま作ろう!!」と。



夜、辻井伸行さんのCDを買いに出かけた。
リストのCDである。
煌めくような珠玉の音を、今夜は聴く。



楽しみである。
早く帰ろうっと!




       荒 野人


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