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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

三度雲古、そして吾亦紅

2012年09月21日 | ポエム
三度、うんこについて述べる。
「お下劣」で御免なさい・・・であるのだ!

雲が古くなると、ウンコだ!
と、喝破したのは開高健氏である。
写真とエッセイ集の「オーパ!」で有名であるけれど、作家としてはノーベル文学賞にも名前が上ったこともあった。
彼がもう少し長生きしていたら受賞したに相違ない。



これは開高の小説「輝ける闇」の文庫本である。
この作品は、開高のベトナム戦争従軍体験を基としている三部作の一つである。

彼の作品ではしばしば「雲古」が出てくるけれど、この作品でも導入部でしきりに出てくるのである。



なるほど、雲が古くなると「うんこ」に変質しそうである。







「雲の峰そろそろ崩れ闇に入る」







今日はいつもの散歩道で吾亦紅を見つけた。







「吾亦紅小顔に注したる紅の色」







秋を感じさせてくれる野草である。



ぼくをお見せすると、皆さんががっかりするから、親指だけ紹介する。
左手の親指である。

ぼくは、写真を撮るに出かける時、こうした色画用紙を用意する事が多い。
今の季節は寒色系と暖色系の二種類持って出かける。

百円均一で購入したものである。


     荒 野人


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