エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

梅花藻・・・バイカモの花

2012年07月06日 | ポエム
清冽な流れ、東久留米の落合川にバイガモの白い花を探したのである。
クレソンが蔓延(はびこ)っているので、バイガモが見当たらなかったので、湧水から黒目川の合流地点までを踏破したのであった。

落合川の源流は、東久留米市内の湧水である。
従って、流れは清冽であってかつ豊かである。



クレソンが蔓延っている。
しかし、美味そうである。



岸辺にはカンナが咲き・・・。



茅(ちがや)の穂が伸びきっているのである。
自然と人とが融合する流れである。



軽鳧の子(カルノコ)は大分成長した。
カラスにやられなくて良かったね。



この流れである。
ぼくが、ここをしばしば訪ねるのは、俳句の句会がこの近くで行われているからである。

前に紹介した「竹林公園」もこの流れに沿ってある。



これは水草である。
だがしかし花は咲いていない。

ぼくはズンズン歩いた。
諦めかけた頃、水底(ミナソコ)に白い点々があったのである。

黒目川との合流地点の手前であった。







 「梅花藻や速き流れの底に咲き」


 「梅花藻の流れ彩る白さかな」







嬉しいのである。
この嬉しさを引きずってぼくは、7月の句会に臨んだのであった。





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  荒 野人




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1 コメント

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梅花藻の花 (立花)
2012-07-06 21:57:59
野人さん、私恥ずかしながら花はいつも見ていましたが藻の花としか名前を知りりませんでした。『梅花藻』今しっかりと心に刻みこみます。話違いますが軽鳧の子の聞くも涙、語るも涙のお話聞いて下さい。私が観察した訳ではありませんので真意の程は定かでは有りません。実は今年は落合川のカルガモ本当に少ないのです。鳧の子はカラスの餌食になって仕舞う様です。それを母鴨が子を守る為に命をかけてカラスと闘い命尽きて仕舞う場合も多いとの事、そうすると他の子育て中の母鴨が自分の子と一緒に大変な思いをして育てるそうです。父親鴨は知らん顔で自分のことだけで涼しい顔をしているとの事、野人さんはそうではないでしょうが人間社会に似ていますね!すみません私の文章では涙なんか出ませんよね!
列なして軽鴨一家の川下り    立花
梅花藻や清き流れにさかわらず  立花
藻の花の白点々と流れ来る    立花
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