清冽な流れ、東久留米の落合川にバイガモの白い花を探したのである。
クレソンが蔓延(はびこ)っているので、バイガモが見当たらなかったので、湧水から黒目川の合流地点までを踏破したのであった。
落合川の源流は、東久留米市内の湧水である。
従って、流れは清冽であってかつ豊かである。
クレソンが蔓延っている。
しかし、美味そうである。
岸辺にはカンナが咲き・・・。
茅(ちがや)の穂が伸びきっているのである。
自然と人とが融合する流れである。
軽鳧の子(カルノコ)は大分成長した。
カラスにやられなくて良かったね。
この流れである。
ぼくが、ここをしばしば訪ねるのは、俳句の句会がこの近くで行われているからである。
前に紹介した「竹林公園」もこの流れに沿ってある。
これは水草である。
だがしかし花は咲いていない。
ぼくはズンズン歩いた。
諦めかけた頃、水底(ミナソコ)に白い点々があったのである。
黒目川との合流地点の手前であった。
「梅花藻や速き流れの底に咲き」
「梅花藻の流れ彩る白さかな」
嬉しいのである。
この嬉しさを引きずってぼくは、7月の句会に臨んだのであった。
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荒 野人
クレソンが蔓延(はびこ)っているので、バイガモが見当たらなかったので、湧水から黒目川の合流地点までを踏破したのであった。
落合川の源流は、東久留米市内の湧水である。
従って、流れは清冽であってかつ豊かである。
クレソンが蔓延っている。
しかし、美味そうである。
岸辺にはカンナが咲き・・・。
茅(ちがや)の穂が伸びきっているのである。
自然と人とが融合する流れである。
軽鳧の子(カルノコ)は大分成長した。
カラスにやられなくて良かったね。
この流れである。
ぼくが、ここをしばしば訪ねるのは、俳句の句会がこの近くで行われているからである。
前に紹介した「竹林公園」もこの流れに沿ってある。
これは水草である。
だがしかし花は咲いていない。
ぼくはズンズン歩いた。
諦めかけた頃、水底(ミナソコ)に白い点々があったのである。
黒目川との合流地点の手前であった。
「梅花藻や速き流れの底に咲き」
「梅花藻の流れ彩る白さかな」
嬉しいのである。
この嬉しさを引きずってぼくは、7月の句会に臨んだのであった。
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列なして軽鴨一家の川下り 立花
梅花藻や清き流れにさかわらず 立花
藻の花の白点々と流れ来る 立花