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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

井戸尻遺跡に咲く大賀ハス

2011年07月29日 | 
井戸尻遺跡の蓮田には、古代ハスが花開くのである。
今、盛んなのは大賀ハス。
次いで、行田古代ハスも咲くのである。



南アルプスを背景に咲き誇っている。
千葉県から譲り受けた大賀ハスである。



古代ハスがきっとこの井戸尻でも咲いていたのだろうけれど、種子は発見されていない。
だがしかし、やはりこうした景色だったに違いないのである。



淡く可憐な花である。



蓮田と山との境目にネットが張ってあるけれど、サルや鹿の侵入を防ぐ防護ネットである。
その防護ネットの向こう側は、縄文の里であり子どもたちの遊び場となっている。

昨夜ぼくは富士見高原を走って温泉に行く途中、野生のシカと出会った。
車のヘッドライトで照らされたシカは、驚いたような目でこっちを見、瞬間的に林の中へと消えていった。
つぶらな瞳であった。



古代ハスは、やはり澄みきった青空が良く似合うのである。



色彩は淡いピンクのグラデーションだけれど、清楚で深みが感じられる。
悠久の時間をくぐり抜けた生物だけが保有する「神秘」である。

また、この井戸尻遺跡の蓮田には睡蓮池もある。



水の近くで開く睡蓮である。
縄文の遺跡と古代ハスの取り合わせは素敵である。



山、空そして水辺の三点セットは限りなく空間を広げる魔法のエリアを形成するのである。





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 荒野人


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