立春と云えど、まだ「遠からじ」であり「まだき」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5f/5f9b012ff420ece9968954ae47843254.jpg)
しかし、この二日間は比較的穏やかで、暖かい日であった。
日向ぼっこ日和であり、かつ春の柔らかな日差しは感じられたのであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/fe23b692fd7ecfbb872786a28e8299fd.jpg)
日向ぼこ木の温もりに座りおる 野 人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/80/c44091d1f072b19ce4cd66b378fcb1ec.jpg)
沈丁花の蕾が赤味をいや増してきた。
芳香を放つ日も間近なのであろうと推測できる。
立春・・・故人は良く観察していると感心しているのである。
24節季の巧みさは言をまたない。
実に的確で、加えて美しい言の葉で表現されている。
日本語が象形文字であることによる美学が24節季に凝縮されているとも言えるのである。
正に、日本語は象形文字であることによって、文字に意味のある言語となりえたのである。
俳句は、日本語だからこそ生れた文学であるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/1b/23a77601c00bd42d1627d8b176c48c66.jpg)
俳句は、その美しい日本語によって紡ぎだされる短詩である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/a2/dcb65191064c83e26be6ef723a074031.jpg)
この冬は「冬夕焼」を良く詠んだと過日紹介した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c9/48170569fed69e6878e91ba42bf51291.jpg)
実はもう二つ多く詠んだ対象がある。
一つは「蠟梅」であり、もう一つは「福寿草」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/95/00b4e6ef16c32bb229df47073f346fad.jpg)
蝋梅や花重ねても寂かなり 野 人
句会に出せなかった俳句も多い。
だがしかし、一つひとつの俳句が愛おしいのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4b/3cada044dbaeffc23e19149fb4f0fa2f.jpg)
思い出をつけ加えたり福寿草 野 人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/89/69695ccb592a0973843fdf5b73bd1e28.jpg)
今日の穏やかな日和に、身体が布団のように干された。
そして、パタパタパタと叩かれて誇りが払いだされた気分である。
春・・・美しく待ち遠しい季節である。
春・・・匂い立つような語感である。
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荒野人
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しかし、この二日間は比較的穏やかで、暖かい日であった。
日向ぼっこ日和であり、かつ春の柔らかな日差しは感じられたのであった。
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日向ぼこ木の温もりに座りおる 野 人
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沈丁花の蕾が赤味をいや増してきた。
芳香を放つ日も間近なのであろうと推測できる。
立春・・・故人は良く観察していると感心しているのである。
24節季の巧みさは言をまたない。
実に的確で、加えて美しい言の葉で表現されている。
日本語が象形文字であることによる美学が24節季に凝縮されているとも言えるのである。
正に、日本語は象形文字であることによって、文字に意味のある言語となりえたのである。
俳句は、日本語だからこそ生れた文学であるのだ。
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俳句は、その美しい日本語によって紡ぎだされる短詩である。
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この冬は「冬夕焼」を良く詠んだと過日紹介した。
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実はもう二つ多く詠んだ対象がある。
一つは「蠟梅」であり、もう一つは「福寿草」である。
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蝋梅や花重ねても寂かなり 野 人
句会に出せなかった俳句も多い。
だがしかし、一つひとつの俳句が愛おしいのである。
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思い出をつけ加えたり福寿草 野 人
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今日の穏やかな日和に、身体が布団のように干された。
そして、パタパタパタと叩かれて誇りが払いだされた気分である。
春・・・美しく待ち遠しい季節である。
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荒野人