goo blog サービス終了のお知らせ 

エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

竹の秋

2013年04月12日 | ポエム
竹の秋である。



落合川の畔を散策しつつ、竹林に向かった。
この竹林は、人家に隣接しつつも静謐な空間を演出する。



竹の秋は、この季節しか見られない。
春の風物詩でもある。



いま、竹の葉は枯れて落葉になっていく。
竹落葉は、竹林に積っていく。
竹にとって良い肥やしになるのだろう。

竹林に踏み入ると、ふわふわとした足裏の感覚が優しい。







「葉擦れ降る土の匂いの竹の秋」







たかんな・・・の候でもある。
この竹林は、東久留米市の管理下にある。



良く手入れされていて、歩くのが楽しいのである。」
同時に、この竹林は湧水の最初の一滴を生み出す。



どうして、こんな流れになるのだろう?
そう思わせる流れであるけれど、湧水の場所からまだ数メートルの川である。



この奥が遊水地である。
ベンチに座って俳句を詠む・・・とはいかないのである。

清浄な空気に満たされ、その気分のままでは到底俳句は詠めない。
ぼくの限界であるのかもしれない。
だがしかし、感動を濾過し、醸成する。
その感動を上花として言葉に紡ぐ。

それもまた句作の手法である。



        荒 野人


最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
竹の秋 (村越 立花)
2013-04-12 22:12:20
暫くぶりです訪問させて頂きます。東久留米の竹林にようこそいらして頂きました。そしてきれいに映して頂いて有り難う御座います・・市長に代わってと言いたいところですが市民の一人としてお礼申しあげます。写真を見ての句です。駄句です。
佇めば心安らぐ竹の秋       立花
風留め光を留め竹の秋       立花
たかんなや切っ先天を指す如し  立花
踏み入れば足裏にやさし竹落葉  立花
夕の風誘い誘われ竹の秋      立花
長き足自由自在の水馬       立花
湧水や葉擦れさやかな竹の秋   立花
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。