平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒 その2

2005年12月30日 | 推理・サスペンスドラマ
 第3話「黒衣の花嫁」はこんな内容でした。

●ストーリー
 結婚式に現れない新郎。
 探してみると、新郎は自宅で殺されていた。
 新郎は大学の友人たちによって行われた「独身さよならパーティ」から帰って来た時に強盗に襲われたのだ。それは明日結婚する新婦に「話はまた日を改めて。明日、式場で君のウエディングドレス姿を見るのを楽しみにしている」とメールした直後のことだった。
 警察は家が荒らされ、財布が盗まれていたことから強盗に襲われ殺されたと判断するが……。

●推理(以下、ネタバレ)
 大学の友人たちが犯人。
 「独身さよならパーティ」の時に殺害し、車のトランクに入れておき、パーティが終わると家に連れて行き、強盗にあった様に偽装した。
 パーティには刑事になっている人間がパーティに同席してことが、彼らのアリバイ作りになっている。
 友人たちは、新郎を車の所まで送って行ったわずかな時間で殺害したのだ。

●ほころび
 偽装のために打ったメールが「ウエディング」となっていたこと。
 それまで新郎は「ウェディング」と小さい「ェ」で打っていた。

●フェイク
 捨てられた元カノが登場したり、新婦の父は、昔、新郎の父に会社を倒産され自殺したといった動機が浮上してくる。
 また、友人たちが新郎を殺した動機が作品のオチになっている。

★研究ポイント
・推理ドラマの書き方1
 動機を持った人間が複数登場する。
・推理ドラマの書き方2
 ラストにきれいなオチがあるとスマート。

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