平成エンタメ研究所

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初森ベマーズ~乃木坂ファンなら十倍楽しめる作品! 西野七瀬、若月佑美が上手い!

2015年07月26日 | アイドル
『初森ベマーズ』(テレビ東京)が、くだらなくて面白い。

 ライバル校・ポラリス学園の特訓は、
 エステでマッサージを受けながら脚には30キロの重りをつけて筋トレ(笑)
 投球練習では10キロの鉄球を投げて的に突き刺さる!(笑)

 

 まるで『少林サッカー』みたい。

 で、この作品、乃木坂46のファンだと、一般の人より数十倍楽しめる。

 おそらく、これからのドラマづくりはこんな感じになっていくのだろう。
 限定された人たちが楽しめる作品。
 もちろん一般の人もそれなりに楽しめるんだけど、限定された人たちはもっと楽しく、視聴者を選ぶ作品。

 たとえば、
 ショパン→生田絵梨花
 コテ  →高山一実
 などの役名とキャストを見て、一般の人はニヤリとできないが、乃木坂ファンならわかる。
 ソフトボール部の監督→手塚とおると聞いて、ドラマファンならTBSのドラマ『ルーズベルトゲーム』を思い出すかもしれないが、乃木坂ファンは別の意味でニヤリとする。
 まさにマニアックな作品ならではだ。

 僕がキャラクターで個人的に好きなのは、カアチャン!
 高校生ながら、家庭の事情によりトンキチ、チヨといった幼い兄弟たちの面倒を見ている貧乏キャラ!
 昭和の香りがする、買い物カゴからネギが出ている生活臭いっぱいのキャラクター。
 深川麻衣でこう来たか!
 ふ、深川っ、なぜか似合い過ぎてるぜーーーーーっ!
 第三話では、1本150円の安売りダイコンをゲットするためにスライディングーーーーーッ!www

 

 ブナンの桜井玲香もユウウツの松村沙友理も合ってる。
 彼女たちのキャラを上手く誇張して引っ張り出したって感じ。
 コテの高山一実も、彼女のほんわかした感じを、良く出してるな~。
 演じる役者を想定してシナリオを書くことを<アテ書き>と言いますが、この作品、アテ書きが見事に成功している。

 イマドキの若月佑美は上手いですね。
 イキイキと演技している。
 彼女がここまで演じられるとは思わなかった。
 さすが『バンパイア騎士』で舞台を経験しただけのことはある。

 あとは主人公のななまる(西野七瀬)。
 マンガのようにデフォルメしたキャラが多い中、ななまるだけが現実にいそうなリアリズムのキャラになっている。
 あと、リアリズムのキャラをあげれば、ショパン(生田絵梨花)とマルキュー(橋本奈々未)か?
 で、若月佑美とは別の意味で、西野七瀬が上手い。
 ななまるは主人公ですが、どちらかというと地味で、他の個性の強いキャラに埋もれてしまいがち。
 それなのに存在感があるのは、西野七瀬の演技力に拠るものだろう。
 僕は生駒里奈推しですが、この作品を観て、西野七瀬の凄さをやっと理解できたような気がしました。 


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