goo blog サービス終了のお知らせ 

平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

福井地裁が大飯原発の運転差し止め判決!~安倍内閣の暴走を止めた司法

2014年05月22日 | 原子力発電・反対
 福井地方裁判所が大飯原発の運転差し止めを命じる判決!

「原発は電気を生み出す一手段にすぎず、人格権より劣位にある」
「地震の揺れの想定が楽観的で、原子炉を冷却する機能などに欠陥がある」
「原発停止による国富の流出を問題視する意見もあるが、豊かな国土と国民がそこに根を下して生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている」

 やっと<司法>が機能しましたね。

 日本は、立法・司法・行政の<三権分立>の国。
 なのに行政=政府が強すぎる。
 現在のことでもっと具体的に言うと、安倍内閣がやりたい放題。

 立法府である国会は与党勢力が強すぎてまったく機能していない。
 日本維新の会やみんなの党のように自民党に擦り寄る情けない野党までいる。
 おまけに第四の権力と言われるマスコミは、首相と食事をするなど馴れ合いで、ほとんど批判精神を失っている。
 『美味しんぼ』などの心あるメディアは<風評被害>の名の下に叩かれ、口を封じられる。

 となると、安倍政権のやりたい放題を止めるのは<司法>しかない。

 そもそも安倍首相が唱える<集団的自衛権>の解釈だって、憲法違反ではないのか?
 憲法9条をどう読んでも集団的自衛権が可能だとは読めない。
 だとすれば、もし安倍内閣が解釈変更に踏み切った場合、裁判所は「憲法違反だ」と指摘すべきだ。

 というわけで、今回の判決は、司法が自己主張したという点でも意味がある。
 同様の形で、国会(立法)もマスコミも政府の暴走を止めるために機能せよ!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする