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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

解釈改憲・集団的自衛権に関する地方新聞の論調~北海道新聞・琉球新報・南日本新聞ほか

2014年05月03日 | 事件・出来事
 地方新聞の憲法9条解釈改憲についての論調です。

★権力者が「気に入らない憲法は無視してよい」と考えてしまったら、社会は成り立たない。~北海道新聞

★米国が行使容認を求めるのは、米国が始める戦争に日本を巻き込み、戦費を支出させたいからだ。
 日本はかつて、米国の戦争に反対したためしがない。今までは9条を理由に参戦を断ることができた。行使容認となった途端、参戦を強く要求されるに違いない。対米従属が骨の髄まで染みている日本が断れるはずがない~琉球新報

★参戦すると、相手国から日本が攻撃されることになる。例えば原発にミサイルが撃ち込まれる。日本にその覚悟はあるのか~琉球新報

★戦争への道を開く安倍政権の「積極的平和主義」より、むしろ9条の平和主義を活用した外交を展開すべきだ~琉球新報

★非戦の誓いを述べた憲法の前文や、それを担保する9条の規定こそ最大のソフトパワーといえる。
 21世紀は憲法を核にしたソフトパワーを全開にして、北東アジアだけでなく世界全体の平和へ活用するべき~南日本新聞

★安倍晋三首相の目は、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に向いている。急ぐべきは、憲法で保障されている避難者の権利回復ではないか~福島民報

★とにかく行使容認の看板を掲げたい。政府の姿勢からはそれしか伝わってこない。集団的自衛権の本質は、平和主義から転換して2国間の戦争に割り込むことであり、報復を受ける恐れがあるということ~茨城新聞

★集団的自衛権の行使容認が真に必要だと考えるなら、慎重な論議を通して粘り強く世論の理解を求める努力を。政権がそれをせず9条の空洞化に専心することには、異議の声を上げ続ける必要がある~高知新聞

 まとめると

・安倍、お前の考えで勝手に憲法を変えるな!

・平和憲法の精神をソフトとして広めることこそ大切なのではないか?

・戦争に参加するというのは報復を受ける可能性があるということ

 自民党は集団的自衛権は限定的に適用されると説明しているが、そんなことは信じない。
 拡大解釈されて、どんどん海外派兵されていくことになる。
 現に現在、アメリカに行っている石破茂氏も「限定するのはどうか。幅を持たせるべき」と言ってますし。

 ツイッターでこんなことを書いている方もいた。
「日本は今日まで1人も戦死者を出すことなく平和を維持してきました。
 憲法9条があるからです。
 憲法9条で、日本は他国民を殺すことなく、そして殺されることなく世界の平和に貢献してきました」

 これで十分、誇りの持てる素晴らしいことだと思うのですが、どうでしょう?

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憲法9条解釈改憲~安倍氏を信じるか、信じないか

2014年05月03日 | 事件・出来事
 本日は憲法記念日です。
 安倍自民党は、集団的自衛権を閣議決定して、憲法9条を骨抜きにしようとしている。
 姑息ですね。
 集団的自衛権が必要なら堂々と憲法改正を国民に問えばいい。
 憲法9条が時代に合わないと思っているのなら、国民投票をすればいい。
 それなのに安倍氏とその仲間たちは勝手に解釈を変えて判断。

 国民投票をして憲法が改正されるのなら、それはそれで仕方がないと思いますよ。
 愚かだとは思うけど、それが現在を生きた国民が判断して決めたことなら、結果として戦争や悲惨なことが起こっても<自業自得>であきらめもつく。
 だが、安倍氏とその仲間たちが勝手に決めたことで、こちらが悲惨な目に遭うのはまっぴらご免。
 どうせ彼らは安全な所にいて、美味いものを食べて、人が犠牲になればきれいな言葉を並び立てて、涙を流すふりをするだけ。

 安倍氏を信じるか、信じないか。
 これで物事の考え方は大きく違ってくる。
 ぼくは安倍氏を信じない。
 だって安倍氏がやっているのは大企業や金持ち、既得権者のための政治ですから。
 それらから外れる、我々のような人間に対しては、
「低賃金で働け」
「俺たちが面倒をみてやってるんだ」
「軍隊に入ってお国(=自分たち)のために働け」
 と思っている。
 きっと、おそらく。

 そして、反対する人間には「反日」「非国民」「普通の市民じゃない」とレッテル貼り。

 僕の考え方は屈折しすぎだろうか? 間違っているのだろうか?
 出来れば、間違っていることを願いますよ。
 本当に心から。
 そうでないと、未来は悲惨、破滅に向かうだけですから。

 
 ※本日の東京新聞の意見広告

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