平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

めちゃイケ! ポンコツ新センターを教育せよ!~ぱるるの成長物語

2012年12月11日 | アイドル
 少し前の『めちゃイケ!』で、『矢部がAKB48オフィス入社! ポンコツ新センターを教育せよ!!』というのをやっていた。
 <ポンコツ新センター>というのは、じゃんけん大会で優勝したぱるること島崎遙香さん。
 本人いはく
「歌もダンスもトークも得意でない」
 MCをすればグダグダ。
 握手会は無愛想でリアクションが良くなくて<塩対応>。
 いつのまにかついたあだ名は<ポンコツ>。
 とてもアイドルとして優等生とは言えない。

 でも、おそらく秋元康さんは、ぱるるみたいな子が好きなんですね。
 マイナス要素ばかりの子が、プラスに転じる。
 プラスに転じてステージで光輝く。
 成長する女の子。
 こんなドラマを描きたいと思っている。

 もちろん現実というのはシビアで、マイナス要素ばかりではこんなドラマが生まれるのは無理。
 しかし、ぱるるにはどこか魅力がある。
 たとえば、今回のアダモちゃん(島崎俊郎)との絡み。
 ギャグを伝授されて、ぱるるはカメラに向かって叫ぶ。
『ハ
 ル
 カ
 !
 バルルですうぅ!!!!
 ベイ!!』
 決める所はしっかり決める。
 決めた時に、魅力が全開になる。
 ぱるるにはこの力がある。

 ぼくも『マジすか学園2』でぱるるに注目した。
 ネズミ(渡辺麻友)とセンター(松井珠理奈)が他校のヤンキーたちとケンカをするシーン。
 チーム・フォンデューに所属するぱるるが、ネズミたちを助けるために「チーム・フォンデュー集合だ」と言って携帯を取り出す。
 このシーンで「おっ!」と思った。
 このシーンではネズミとセンターが主役で、ぱるるは物語を展開されるための脇役でしかなかったのだが、印象づけられた。

 『メチャイケ!』に話を戻すと、番組後半でぱるるは1000人との<神対応>の握手を行い、『ぱるるんるん♪』という矢部氏直伝のギャグを披露する個人ライブを行った。
 マイナス要素の子がプラスに転じた瞬間である。
 もちろん、これには台本の部分もあっただろうが、ぱるるは、秋元康さんが求める成長のドラマを見事に演じきった。
 9期生で同期のゆいはん(横山由依)と抱き合うシーンもよかった。

 さて、ぱるるは今後どのような顔をアイドルとして見せてくれるのか?


 
コメント
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