平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ロンドンハーツ ウラでこんな事をやってました 2012~ロンハーは個人戦だが、チームワークでの戦いでもある

2012年12月27日 | バラエティ・報道
『ロンドンハーツ ウラでこんな事やってました 2012』
 芸人さんたちがウラでやっていた、あんなことこんなことが明らかにされて面白かったが、同時に芸人さんたちの本音も聞けて面白かった。 真面目だったのは『はねるのトビら』のドランクドラゴン・塚地さん、ロバート・秋山さん、インパルス・板倉さんの3人。
「ロンハーに出るたびに何もできなくて帰るだけで落ち込んでた」
「ここで(会話に)入るべきかで迷ってた」
「ザキヤマさんは竹山さんを役者いじりして笑いをとっていたけど、自分は何で塚地さんでそれが出来なかったんだろう?」
「結局残るのは自分のスタイルを貫いた人なんだよな」
「ロンハーは個人戦だが、チームワークでの戦いでもある」
 と、いたって真剣な芸人トーク。
 最後のふたつなんかは、すぐれた芸能論でもある。
 つまり
 芸能人に必要なのは個性、キャラクター。
 その個性・キャラクターを形作るのが、自分のスタイル。
 自分のスタイルを貫きまくってる人と聞いて頭に浮かぶのは、江頭2:50さんかな。
 あの過激さはすごい。
 結果、テレビにはあまり出られないのだけれど、出れば必ず強烈なインパクトを残す。
 江頭さんの言う<伝説>だ。
「1クールのレギュラーよりも、1回の伝説」
 江頭さんはこんなことも語っている。
「芸人にとっちゃ無秩序が秩序さ!」
「まずい事をやるために、俺は呼ばれたのさ」
 まさに江頭2:50スタイルだ。

 江頭2:50さんの名言集はこちら

 話がそれてしまいましたが、話をロンハーに戻すと「個人戦だが、チームワークでの戦いでもある」という言葉もなかなか深い。
 ロンハーでは、チームワークによるさまざまな連携技がある。
 たとえば、ザキヤマさんのアゴなめ。
 有吉さんがフリをして、ザキヤマさんがアゴなめを求め、千原ジュニアさんがなめる(笑)
 フットボールアワー後藤さんの例えツッコミも、ザキヤマさんのフリがあって成立する。
 見事な連携だ。
 それは、まるでプロレスのタッグマッチで連携技を見ている感じ。
 きっと芸人さんたちは、バラエティというリングでプロレスをしているのだろう。
 ひとりひとりは、それぞれに個性をもったレスラー。
 得意技も持っている。
 芸人さんは自分の持っている技を駆使して笑いを取るわけだが、そこには連携プレイも必要だし、自分の技を受けてくれる相手も必要。
 大技を効果的に決めるために、小技の応酬も必要で、これら小技を駆使するのが、狩野英孝さんや千鳥さんたち。
 ここで小さな笑いをとっておき、ザキヤマさんのアゴなめとかの大技が炸裂して大爆笑が起こる。
 ちなみに司会のロンブー淳さんは、名レフェリーだ。
 レフェリーは決して試合には参加しない。
 試合と選手をうまくコントロールするだけ。

 というわけで、さまざまな芸人さんがバラエティというリングで闘っているお笑い界。
 来年はどんな選手が登場してくるのだろう。


※追記
 ポン村上さん、相撲強いな。
 あれだけ土俵際に押し込まれたら、なかなか反撃技を繰り出せない。
 腰がしっかりしてるし、相撲経験者なのだろうか?

コメント
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