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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

花より男子2 第1話

2007年01月06日 | 学園・青春ドラマ
 帰ってきた「花より男子」。
 この作品、人物配置がいい。

 牧野つくし(井上真央)を囲む4人の王子様。
 しかも4人ともイケメンで金持ち。
 女性というものが何を望んでいるか、よくわかる。

 道明寺司(松本潤)と花沢類(小栗旬)の人物配置も面白い。
 「バカでわがままで自己中」の俺様・道明寺。
 でもつくしはホレている。
 一方、つくしを遠くから見つめていざという時は守ってくれる花沢類。
 つくしは最初は類に憧れていた。
 つくし、司、類、この微妙な関係。
 一方の関係がやばくなれば、もう一方の関係が復活してくる。
 道明寺は本命で、類はキープ。
 つくしはそう意識していないかもしれないが、作者は裏でしっかり計算している。
 そうした方が読者が喜ぶ。視聴者が喜ぶ。
 女性というものが何を望んでいるかがわかる。

 さて、今回のリターンズでは新たなキャラクターが登場した。
 大河内滋(加藤夏希)。司の婚約者。
 つくし、司、類、そして滋。
 これで四角関係が成立!
 物語はどんどん複雑になり、面白くなっていく。
 しかも滋はニューヨークでは日本語でわめき、パーティでは食べることに一生懸命なキャラ。
 いわゆるお嬢様キャラとは違う。
 母親が誕生パーティで婚約者を発表するのは予想できたが、最後の最後で作者は見る者の予想を裏切ってくれた。
 次回の展開が気になる。
 うまい作劇だ。

 そしてつくし。
 彼女は心で人にぶつかっていく女の子。
 だからこそ司の心を動かせた。
 「俺の認めた女」と言わしめた。
 だからこそヒロイン。
 そのぶつかる姿が見る者に力と勇気を与えてくれた。
 しかし今回は少し違う。
 心でぶつかっていって、司に跳ね返されて凹んでいる。無理に忘れようと思っている。司の姉松嶋菜々子に本音を話したシーンは胸を打つ名シーンだった。
 さて今回はそんなつくしが司にどうぶつかっていくのだろう。
 
 
コメント
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