これはお酒の仕入れをお願いしている「武蔵屋」さんのサイトです。
今回武蔵屋さんが企画したのは、ウィスキー、バーボン、シャンパンなど、
それぞれ一銘柄を選んで特別価格とし、その売り上げの15%を震災義援金として
日本赤十字社に寄付する、というもの。
そこでとりあえずエムズにもあったデュワーズとメーカーズ・マークを
金曜日のオススメとし、バーで飲んでいただくその一杯一杯が震災支援につながる、
というアナウンスをしました。
「それはいい!」というので、もともとファンの多いこのお酒たちは
どんどんはかどります。で、次のボトルをエムズが仕入れるとその売り上げの一部が
武蔵屋さん経由で日本赤十字社に届く、というわけ。
美味しいお酒を飲みながら心地よくスウィングしたカルテットの一夜
(クラリネットの松平さんもご参加でした)、私たちは気持ちを込めて演奏をする、
それを聴いた方々がスッキリと良い気分転換ができて「また頑張ろう!」という気持になる、
そしてさらに、現場で活動することが常にいくらかの支援を生み出す、という
良い連鎖を創り出す、これはとても健全なアイデアです。
支援は短期間で終わることではありません。おそらくは、何年にもわたって
地道に続けていくことになるでしょう。
被災地のことを思うあまりすべてを「自粛」して部屋に籠っていることが、
支援活動になるでしょうか?自分だけが楽しめば良いと受け取られたくない、
という考え方も、言ってみれば引っ込み思案です。
生きていて元気で、普通の生活と仕事ができる者は、極めて普通に毎日元気を持って
活動し、その活動が、仕事も楽しみも含めて、常に支援となるものを生み出していく、
そのパワーが復興のスピードを上げることになると思います。
現場に行って具体的な肉体労働や医療活動ができない者は、こうして一日一日、
常にいくらかの義援金と、応援する気持を届けていくこと、それが今、私たち一人一人に
できることだと信じて、演奏活動を続けます。
昔、ピアノ・バーには、大きなブランデーグラスなどが置いてあり、リクエスト料や
チップを入れていただく習慣がありました。義援金箱の代わりにこれを(そんなグラスは
ないので精神だけを?)復活させ、いただいたお志を義援金として毎月まとめて寄付して行く、
『エムズ・キャンドル・プロジェクト』やってみようと思います。
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