エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

落慶法要が楽しみ

2009年09月25日 | Weblog
9月25日(快晴)
午後から奈良市内にある「入江泰吉記念・写真美術館」へ行きました。今、彼がこよなく愛した唐招提寺の伽藍や仏像・境内に咲く草花など、半世紀に亘って撮り続けた映像を一堂に集めた写真展「唐招提寺」が開かれています。(9月27日まで)

唐招提寺は1998年に世界遺産に選ばれた名刹です。五木寛之の「百寺巡礼」や和辻哲郎の「古寺巡礼」瀬戸内寂聴の「寂聴古寺巡礼」をあげるまでもなく、多くの文学者によって唐招提寺の魅力、鑑真和上の業績を讃えた書籍がでていますが、私は井上靖の「天平の甍」で鑑真を知り、寺のご近所に居を持ったことから、唐招提寺に興味を持ち、博物館でボランティアをすることで仏像の美しさに魅せられていったと思います。
創建から1200年の間に何度か修理が行われましたが、2000年から始まった平成の金堂大修理がこの秋で終わり、11月には落慶法要が営まれるとか。その前に写真家入江泰吉の研ぎ澄まされた感性で撮った写真の一枚・一枚から唐招提寺の魅力に触れ、そして11月になれば本物の金堂の内部や仏達を自分の目で見られるかと思うとワクワクします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿