エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

上海点描

2008年01月25日 | Weblog
1月22日ー25日(晴れ)
初日、2時間半の飛行で午後3時過ぎ上海・浦東空港に到着。着後リニアーモーターカーに乗車しました。走行30kmを最高時速431kで走ります。わずか7分間の乗車ですから、あれよあれよと車外や走行表示板を見ているうちに終着駅に着いてしまいました。外はチラチラと雪が舞い気温2度と寒い日で、この寒さは帰国する25日まで変わらず続きましたが、久しぶりに訪ねた上海は年末(中国の正月・春節は2月8日、)の活気が溢れていました。

今回の旅は3泊4日と短く、前後は移動でつぶれてしまいますので正味2日間の行動です。一応団体旅行ですが、私が以前に上海に住んでいた事、そして今も駐在中の友人達の助っ人がいるという強みを発揮し、私達6人組はほとんど自由行動で師走の準備で賑わう上海の街を朝から晩まで動き回り、美食に堪能し、安い買い物に身をのりだしと、目一杯短い滞在を堪能しました。

さて上海は1年半ぶりですが、今年秋の北京オリンピック、2年後の万博を控えて更なる発展をしていました。行き交う人は誰もが活力に溢れ、そのエネルギーに圧倒されそうでした。道路は警笛こそ減りましたが車も人も縦横無尽、相変わらず優先は車でも人でもなく「根性あるもの」が勝ちの状況はかわっていません。また、発展にあわせ大気汚染は進んでいるようで、排ガスでホテルに戻って顔を洗うと鼻の穴が黒くなっているのに驚きます。
上海はどこまで変化するのでしょうか。少々消費経済が鈍化している日本から上海をみますと、かつて栄えていた店が閉じ、新たな店が林立して購買力のある若者で溢れています。またかつては小さく汚い家が密集していた地域が開発され高層ビルや地下鉄ビルに変貌し、そうかと思うと文化や発展から取り残された地域の貧困も目につきます。その栄枯盛衰の速さに驚くばかりでした。

  写真は正月の準備で賑わう庶民の市場の風景です。赤い飾り物は日本のしめ縄のようなものです。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿