エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

エク・バラム遺跡

2010年12月03日 | Weblog
      

11月28日  ③

バスに乗り込み再び遺跡を目指してジャングルの一本道を進みます。空は晴たり暗雲が立ち込めたりと、あいかわらず気ぜわしく変化していますが、今のところ雨は小休止です。
この遺跡は最近脚光を浴びたところであり、閉門まじかとあって閑散としています。ゲートから進んでいくと、地元のガイドさんに説明を受けている高校生の一団や近くに住んでいるらしき家族連れなどが来ていました。

一歩、一歩、高い階段を登ってピラミッドの基壇部まで上がっていきます。頂上の基壇部からはさえぎるものがなく、四方のジャングルの彼方に地平線が見え、圧巻の風景です。
一方を見ると雨が一筋の黒い帯になって天から地へと下りています。また一方を見ると迫り来る夕闇の朱が辺りの雲を染めています。「地球は丸い」。当たり前の常識ですが、目の前の光景がまさに「百聞は一見にしかず」の構図です。
5時の閉門と同時に遺跡を出て、今夜の宿泊地「カンクン」へ。
ホテルゾーンに入る手前で、何故か、日本料理屋さんで夕食(この旅の最後の夜)となりました。少々「ありがた迷惑」の感もありますが、旅行社の気配りと感謝して楽しく頂きました。
帰り道、明日から始まる「コップ16」が当地で開かれるので、はや厳戒態勢に入っています。数k毎に検問が出来、小銃を抱えたポリスが立っています。

    

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