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旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

湖畔の白樺林

2012年06月01日 | 旅行記

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旭川での滞在が終わりに近づいた昨年9月初旬、和寒町の南ケ丘公園へドライブしました。時々鳥の囀る声が聞こえる以外はシーンとしていて物音ひとつしません。人っ子一人いない静かな湖畔で絵を描きましたが「こんな素晴らしい風景を独り占めするなんてなんと贅沢なことでしょう。」と思いました。

描き終えて帰る途中、愛別というところで「きのこ祭り」と書かれた幟を見付けました。交番で尋ねるとすぐ近くの森の中でイベントをやってますというので立ち寄ることにしました。絵を描いていた湖畔では人影を見ませんでしたが、きのこ祭りの会場は子供から老人まで大勢の人達で一杯。生のきのこを買いたかったのですがほとんど売り切れでがっかりしました 。

昔札幌に住んでいたころ、車で走り回って北海道の代表的なきのこ 落葉 やボリボリ(ならたけ)をよく採りました。シメジ に似た美味しそうなきのこも採りましたが、念のため保健所で見てもらうと「これは食べられないこともありませんが、お酒と一緒に食べるとアルコールに毒素が溶け出します。」と言われて泣く泣く捨てた思い出もあります。


野付半島にて

2012年05月26日 | 旅行記

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庭に樹高3Mか4Mくらいの柚子と八朔の木がありますが、今その花が満開を迎えていて柑橘類特有の甘い香りが部屋の中まで漂ってきます。この香りを嗅ぐと昔郷里の和歌山にいたころ、蜜柑畑の傍を通って中学校へ通学したのを思い出します。

絵は尾岱沼温泉に泊った翌日訪れた野付半島の名所、「とどわら」の入口付近です。この近くから今はロシア領となっている国後島(クナシリ)島が間近かに見えます。船なら20分もあれば行ける距離のようでした。


ウトロ港

2012年05月20日 | 旅行記

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今回の旅行は12日間の長旅で、出発前肌寒かった気候も成田に着くと汗ばむほどの陽気に変わっていました。帰ってから一週間が経ちましたがまだ時差ぼけが続いています。昼眠たくて夜になると目がぱっちりする日々ですが、無理に直すことはせず、自然体に任せて夜中に絵を描いたりしています。リタイアしているからこそできることです。

絵はウトロ港。知床五湖を見た後、ここで遅い昼食を取り知床峠を通って羅臼経由で二日目の宿泊地尾岱沼温泉へ向かいました。


知床五湖

2012年05月13日 | 旅行記

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たった今、ベネルックス三国を巡る旅から帰ってきました。生憎天候はもうひとつでしたが、念願のヒートホールンを訪れ、 絵を何枚か描くことがてきました。旅の記憶が鮮明なうちに絵をUPしていきたいと思っています。

自宅に戻ると車庫の扉が半分開いていて変だなと思って中を見るとバイクが無くなっていました。ハンドルロックも掛けていましたし、縦列駐車できる駐車場のさらに奥に入れていたので安心していたのですが抜かりがありました。10年以上使って錆びだらけなので価値はほとんどないのですが、被害届を出すとやってきた交番のお巡りさんの話では東南アジア方面では日本製のバイクは高く売れるのだそうです。近くにスケッチに行くときなど重宝していたのですが、これからは徒歩か自転車になりそうです。70歳を過ぎそろそろ止めようかと思っていましたので新しく買い替えることはしません。

絵は道東旅行二日目に訪れた知床五湖のひとつ第二湖です。この日は天気が良くて湖畔をハイキングしました。


斜里岳夕照

2012年04月30日 | 旅行記

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明後日からベネルックス3国を巡る旅に出かけます。本来なら昨年行く予定が大震災で一年延びてしまいましたが、フェルメールの故郷デルフト、水郷ブルージュ、世界一小さい街デュルブイ、水彩画家の聖地ヒートホールンなどを巡る12日間のツアーです。アムステルダムへの直行便ですからまだ早く着くほうですが、飛行機に12時間も乗る長旅は今回が恐らく最後になりそうです。

絵は2泊3日の道東の旅の初日に泊った清里町近くから眺めた斜里岳です。双湖台、裏摩周湖展望台等を見てこの街に着くころには陽が傾き、夕陽を浴びた斜里岳が赤く輝いてました。


ペンケトー

2012年04月23日 | 旅行記

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フランス パリ近郷に住んでいた娘家族が娘婿の転勤でシンガポールに移住。日本が近くなった孫達は春休みを利用してさっそくやってきて我が家で2週間を過ごしました。新学期が始まるため孫達がシンガポールにひきあげたのも束の間、今度は息子夫婦から孫が風邪をひいて保育所が預かってくれないとのSOSがあり、我が家で面倒を看ることになりました。そんなわけで相次ぐ孫台風の来襲に息つく暇もありませんでした。桜はとうに散ってしまいましたが今週あたりから少し余裕ができたので描きに行こうと思っています。

昨夏孫が帰ってから知床、尾岱沼方面に旅行をしたことがありました。絵はその途中に立ち寄った双湖台から眺めたペンケトーです。今年の年賀状にした絵柄のひとつです。


チョッちゃんの家

2012年04月16日 | 旅行記

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朝早くから鶯の鳴き声が聞こえてきます。家の周りにあったユーカリの木が、倒れる恐れがあるからと切られて林が少なくなったのに今年も律義にやってきました。鳴き声に拙さが残るのは幼鳥と思われます。

また北海道へ戻ります。昨夏は60日間を北海道で過ごしましたが行ったのは道東方面ばかりで、昔住んでいた札幌にはついに一度も足を向けることはありませんでした。札幌に一番近くまで行ったのがここ滝川市です。ここには黒柳徹子の母であり、エッセイストの黒柳朝の生家があります。彼女が書いた自叙伝「チョッちゃんが行くわよ」は1987年にNHKの朝の連続ドラマとして放映されました。絵はその生家です。


国立博物館庭園

2012年04月09日 | 旅行記

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所属しているネットのスケッチクラブ「日溜り」で月例のスケッチ会があり、上野にある国立博物館庭園を訪れました。いつもなら丁度見頃の桜が咲いていませんでしたが咲かせて描いてみました。

入口で入場料を払おうとすると70歳以上は年齢を証明するものがあれば無料とありましたので免許証を見せて払わずに入りました。東京都や国の美術館や博物館には高齢者を優遇している所があちこちにありますが、むしろ優遇すべきなのは我々よりゆとりのない若い人達ではないでしょうか。


幸福駅鉄道公園

2012年04月02日 | 旅行記

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旧国鉄広尾線が廃線となり、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで有名になった愛国駅と幸福駅がそろって無くなりましたがその跡地が今記念公園になっています。絵は息子夫婦達と訪れたその幸福駅鉄道公園です。


サロマ湖の夕日

2012年03月26日 | 旅行記

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お盆休みでやってきた息子夫婦と孫を車に乗せて、電話で予約を入れておいたサロマ湖リゾートのレストラン イストワール へ昼食を食べに行きました。朝出発が遅くなったのでラストオーダーの1時までに着けるかどうか気にかかりましたが、なんとかセーフ。午後はノトロ湖、網走方面へドライブしました。

帰りはサロマ湖に沈む夕日を見て旭川まで帰りました。日帰りでこんな所まで来れるのは30年前に札幌に住んでいた時代には考えられないことです。

絵はそのサロマ湖の夕日です。夕日を浴びて周りが赤く染まっていました。


かなやま湖畔のラベンダー

2012年03月19日 | 旅行記

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タウシュベツ橋から帰ってしばらくしてから,日帰りで南富良野にあるかなやま湖にスケッチに出かけました。ダムによって堰きとめられた人造湖です。オートキャンプ場がある以外はこれといったものがない所ですが、湖畔のラベンダー畑は丁度見ごろを迎えていて絵心をそそられました。ラベンダー畑は道内あちこちにありますが、ここは湖とツーショットで見ることができるので見ごたえがあります。


幻のアーチ橋タウシュベツ

2012年03月12日 | 旅行記

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再び北海道へ戻ります。                                          昨年7月初旬、孫が来る前にと思って帯広十勝方面へ一泊旅行をしました。その帰りに札幌に住む知人から是非行って描くようにと勧められた旧国鉄士幌線のアーチ橋 タウシュベツを訪れました。昭和62年に士幌線が廃線となり、糠平湖に架かるこの橋だけが残されました。ところが今回訪れたときは雪解け水で水嵩が増してほとんど橋脚が隠れてしまっていました。これでは絵になりませんので、頂いた写真を元に描きました。恐らく4月か5月頃だと思われますが、水量が少ないので風雪に耐えてきた橋脚がはっきり見えます。


高雄の公園

2012年03月08日 | 旅行記

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駆け足の台湾スケッチもこれが最後です。実はこれも前回の台湾旅行の時描いたものですが、何という公園の何という塔なのか忘れました。現地で描いたことだけは間違いないのですが。

次週からは北海道スケッチの後半をUPしたいと思っています。


九分

2012年03月04日 | 旅行記

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タロコ渓谷を発ち列車とバス2台を乗り継いで雨の九分を訪れました。若者に人気のスポットです。狭い山の上にレストランや茶店が犇めきあっています。狭い路地を上ったり下ったりしましたが、あまりの人出ににガイドさんの後を付いていくのがやっとで、観光どころではありませんでした。ひとつには映画のロケ地になったことが影響しているようですが何がこうも若者(それもアベックばかり)を惹きつけるのかわかりませんでした。

絵は撮った写真を元に帰国後ラフ描きした料亭です。千と千尋の神隠しのモデルとなったところだそうです。


タロコ渓谷

2012年03月01日 | 旅行記

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旅行4日目は花蓮からタロコ渓谷に向かいました。目の眩むような断崖絶壁が続く渓谷です。生憎の雨模様でしたがそれがかえって渓谷を幽玄な感じにしていました。絵は帰国後写真を見ながら水墨画風に描いたものです。