旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

ネモフィラの丘 その1

2018年04月26日 | スケッチ
快晴の4月13日、新聞でネモフィラが満開になったのを知り、親戚の見舞いを兼ねてひたち海浜公園へ出かけました。駐車するのがたいへんとネットに載っていたので朝早く自宅を出ましたが予想通りネモフィラの丘に近い西駐車場に入るのに道路をUターンして駐車場が開く時間まで1時間近く並びました。平日でさえこんな状況ですから連休の時は大変なことになりそうです。
絵はネモフィラの丘を下から見た風景です。初めてネモフィラの花を見ましたが予想していたより小さな可愛い花でした。

トロギールにて

2018年04月19日 | スケッチ


旅行4日目の夜はトロギールに宿泊しました。街は城壁に囲まれた小さな島で世界遺産になっています。絵は宿泊したホテル近くの風景です。ホテルの前がヨットハーバーになっていました。この街では聖ロブロ大聖堂他を見学しました。
スプリトからトロギールまで我々を案内してくれた地元ガイドのニーナさんが孫娘にとてもよく似ているので親しみを覚えました。すらりとして背が高いところや 大げさなしぐさや顔つきがそっくりでした。いつも持ち歩いている孫の写真を見せて「貴女によく似ている」と言うと「何歳か」と訊かれました。「孫は16歳だが持っているのは小さい頃の写真だ」と言うと「最近の写真はないのか」と訊かれました。よく似ていると言われたので当然ですよね。彼女は今23歳。ガイドを終えた後、バスに乗って家族が住むスプリトへ帰っていきました。絵の下にアップロードしたのが彼女の写真です。



スプリト近郷

2018年04月12日 | スケッチ
旅行4日目はスプリト経由でトロギールへ向かいました。
絵はバスの車窓から見たスプリト郊外の風景です。観光地にしてもよいような緑豊かな景観が手つかずで残っています。ローマ皇帝ディオクレティアヌスは故郷に近い海辺の街スプリト(スパラトゥム)に宮殿を建て引退してから住む地に選びました。
彼がこの地を隠棲地に選んだのは郷里に近い他に自然が豊かで海の幸や山の幸に恵まれていたからではないでしょうか。

桜祭りの朝

2018年04月05日 | スケッチ
枝垂れ桜を描きたいと思って自宅周辺や戸定邸、弘法寺(市川)清瀧院(流山)などを巡りましたが樹勢が弱っていたり工事中の車が邪魔していたりしてどうしても描きたい気持ちになりませんでした。桜の季節がそろそろ終わりに近づいていますので少し焦りました。
4月1日の日曜日、最後のチャンスです。この日に描けなければ今年は桜を描くのは無理かなと思いました。朝5時半に自宅を出発。小林牧場へ向かいました。競走馬を調教する広大な牧場です。6時過ぎに着いたとき、桜並木の背後からちょうど朝日が昇ろうとしていました。今日はこの牧場で桜祭りが開催されますが早朝なので屋台を準備する人たちがいるくらいで人影も少なくラッキーでした。背後からの光が逆光となって桜を照らし、アスファルトが桜色になっていました。