旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

メデンブリック港

2012年12月31日 | 旅行記

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                      (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

毎年、クリスマス休暇を夫君の両親が住むフランスで過ごす娘家族が今年は日本で正月を迎えたいと言ってシンガポールからやってきました。おかげで妻と二人だけの静かな生活から息子家族を含めると9人もの大家族になりました。てんやわんやしていますがにぎやかな正月になりそうです。

絵はレストラン近くのメデンブリックの港です。


メデンブリックのレストラン

2012年12月25日 | 旅行記

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ヒートホールンを発ち、締め切り大堤防を通ってアイセル湖に面したメデンブリックに着きました。恐らく大堤防の恩恵を一番受けている街のひとつでしょう。湖面の水位は最大でマイナス6Mということですから、もし堤防が無かったら満潮時には街は海面下になってしまうと思われます。

ここでちょうどお昼となりましたが、絵は昼食をとったヨットハーバー沿いのレストラン ホフ・フォン・メデンブリック です。地盤が悪い所に建てられているのか建物が傾いていました。午後はこの街から牧場やお花畑が続く中をミニSLに乗ってホールンまで行きました。


締め切り大堤防

2012年12月19日 | インポート

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    (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

「世界は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った。」とよく言われます。それを象徴するのがこのオランダ北部にある 締め切り大堤防 です。世界最大の32キロの長さを持つ大堤防で、水害から国を守るため1927年に着工して5年後の1932年に竣工しました。海は締め切られ堤防内には淡水のアイセル湖ができましたが、土木技術や機械が未発達の時代です。その労苦は並大抵のものではなかった筈です。絵は堤防の途中にある展望台から見た風景で、我々が乗ってきた赤いツアーバスが停まっています。画面右がアイセル湖、左が北海で、石を積み上げる工夫の像が置かれていました。


  • ヒートホールンの村外れ

    2012年12月13日 | 旅行記

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         (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

    少し前のことですが絵の友達から「ヨ-ロッパへ一緒に絵を描きに行こうよ。」と誘われることがよくありました。(それも一人や二人ではありません。)なんでこんな爺さんにお呼びがかかるのだろうと思いましたが、その時は「コンナニモテルナンテ俺モ満更デハナイナ」と思っていました。

    ところが後でよく考えてみると、先方の意図は別のところにあることがわかりました。スケッチ旅行ではスケッチポイントへ行く道を訊いたり、お昼になるとレストランでメニューを見ながら食事を注文するので、現地の人と会話する機会が多いのですが、カタコトでも英語とフランス語が話せるので便利だと思われたのです。、要するに添乗員代わりをさせようというだけのこと というのがわかって少しがっかりしました。(日本ではコンビニおにぎりという優れモノがあるのでレストランはほとんど利用しません。時間がもったいないのでいつも右手に絵筆、左手におにぎりを持って絵を描いています。)

    道理で誘ってきたのはかって何回か行った欧州スケッチツアーでご一緒したことのある方ばかりでした。

    ヒートホールンはヨーロッパで絵を描く人なら誰でも一度は来たいと言われているところだそうです。絵はその村外れ。この先は大きな湖になっています。


    ヒートホールンのクルージング

    2012年12月07日 | 旅行記

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              (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

    ヒートホールンでは小さなボートで茅葺家が点在する村内をクルージングしました。この村は泥炭(ヒート)を掘った跡に水が入り込み運河となっているため、別名オランダのヴェネチアと呼ばれています。移動手段としてはボートが中心で自動車の通行は禁止されています。九州の柳川市と姉妹都市を結んでいるようですが、水郷柳川と京都の美山村の茅葺家集落を合わせたようなところです。

    今回の絵を描くにあたっては同行のMさんから送って頂いた写真が参考になりました。お世話をかけてありがとうございました。


    憧れのヒートホールン

    2012年12月01日 | 旅行記

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          (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

    旅行9日目は私にとって長年の夢だったヒートホールンを訪れました。行ったのは5月初旬。オランダ北部に位置するこの村はやっと春を迎えた頃で、茅葺の家の庭を飾る花々はまだ咲いていませんでしたので色どりはありませんでした。それに生憎の雨模様、訪れるにはベストのタイミングではなかったのですが、それでも魅力充分の所でした。

    絵はそんなヒートホールンの村の水辺風景です。

    ヒートホールンについては今回を含めて3回UPする予定ですが、私の絵だけではその魅力を描きつくせないので下記のネット記事「オランダ、スローライフ・水郷の村『ヒートホールン』で田舎暮らし!」をご覧ください。オランダ政府観光局提供の写真と動画を見ることができます。

    http://euro.typepad.jp/blog/2012/02/giethoorn.html