旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

妙義山の桜

2017年04月28日 | スケッチ
晴天の日曜日、妙義山へ桜を描きに行きました。自宅から関越、上信越道を乗り継いで3時間のドライブです。桜の里に着いた朝8時はアノラックを着ていても寒いほどでした。
桜を描くのは今年になってから初めてです。いつか妙義山をバックに咲く桜を描きたいと思っていた夢がかないました。雪舟の山水画を思わせるような切り立った岩山の麓に桜が咲いていました。

霧に煙るハリストス正教会(函館大沼スケッチ)

2017年04月21日 | スケッチ
函館大沼スケッチに戻ります。絵はこれも元町教会群のひとつハリストス正教会です。雨上がりで霧が出ていました。函館には1858年(安政5年)日本で最初のロシア領事館が置かれました。その二年後の1860年、領事館の附属聖堂としてこのハリストス正教会が建てられました。日本で最初のロシア風ビザンチン様式の優美な聖堂です。

春の21世紀の森公園

2017年04月14日 | スケッチ
昨日、キリスト教徒受難の歴史を秘めた五島列島4日間の旅から戻りました。浜辺を中心にアクセスの悪いところに建てられた10近くの小さな教会を見てきました。機会があればこれを載せたいと思っています。

先日、陽気に誘われて自宅近くの21世紀の森公園に絵を描きに出かけました。竹藪をバックに建っている白壁に格子が入った家を描くのが目的です。ここは何回か描いたことがあります。家の前で雪柳の白い花が咲いていました。この雪柳をどう描くかがひとつのポイントです。油絵では後から白を入れればいいのですが、水彩で白を描くのは簡単ではありません。ガッシュを使うと色が濁ります。試行錯誤の末、雪柳の白はカッターナイフで色を削ぎ取って描くことにしました。風の強い日で紙を飛ばされないよう描くのが大変でした。

カトリック元町教会(函館大沼スケッチ)

2017年04月07日 | スケッチ
先週、春休みを利用して娘家族がハワイ旅行に行くことになり、飼っている番の文鳥とインコを預かる羽目になりました。ちょうど旅行する予定があったのですが仕方なくそれを延ばすことにしました。エサと水を替えて鳥かごを掃除するだけですが、「南国の鳥なので摂氏10度以下にすると死ぬよ」と脅され留守にできません。ペットショップみたいなところでも預かってくれるようですが、1羽につき一泊3,000円。4羽だと1万2,000円もするそうです。人の宿泊費とそう変わりません。犬のように散歩に連れていく必要がないのに少し高すぎます。

絵は元町教会群のひとつ、カトリック元町教会です。これもかなり前に描いたものです。昨年訪れたときには右側の空き地に家が建ち風景が変わっていました。