旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

古都 杭州

2008年11月27日 | 旅行記

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ブログをどれくらい見てくれているかということが、前から気にかかっていました。もとより見る価値もない拙い絵ですが、ブロガ-としては気にかかるところです。あまり宣伝していませんし、1ヶ月に30回くらいかなと思っていました。

ネットから無料のアクセスカウンタ-を拾ってきて付けたのが今月の初旬ですが,今日現在300件を超えるアクセスを頂いています。驚くと同時に少なくない人から見られていると思うとやりがいを感じます。

古都杭州では西湖を遊覧船に乗って観光しました。湖水面積5.6平方キロの淡水湖で、周辺には西湖10景と称される景勝地があります。前方の塔は雷峰塔です。


世界遺産 蘇州

2008年11月22日 | 旅行記

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一番汚くて一番絵になるのはやはり世界遺産の街 蘇州です。ここでも烏鎮と同じように小さな舟に乗って水路を巡りました。

絵の中央に見えるような橋があちこちに架かっていて、舟が行き来できるようになっています。両岸の家々では、濁った運河の水で洗濯をしたり野菜や食器を洗ったりしています。水路に面した自宅の窓からのんびり釣り糸を垂れて釣りをしている人もいます。人ごとながら衛生上の問題はどうなっているのか心配になりました。

汚いというと語弊がありますが、実際の生活そのものを見せる観光地というのは日本ではあまり見かけません。日本の場合、観光地というときれいに整備された神社、仏閣や手入れが行き届いた庭園等が多いように思われますが、蘇州で見たような崩れて赤土がむき出しになった白壁や粗末なバラック小屋の方が何倍も絵心をそそられます。

日本のどこかに朽ちかけた茅葺き家や錆びたトタン小屋や薄汚れた古民家などを集めたスケッチ村ができないものかと思いました。


無錫旅情

2008年11月15日 | 旅行記

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無錫ではジャンク船(霞が浦の帆曳船に似た帆船)に乗って太湖を遊覧しました。太湖は琵琶湖の2.6倍もある大きな湖です。公害のため水質が悪化して魚が住めない状態になっていたようですが、今は水がきれいになって漁獲量も増えてきたとのことです。

絵は太湖の湖畔に係留されたジャンク船です。マストが6本もあるので帆が揚がったらさぞ壮観だろうと思いました。実は我々の乗った船も帆を揚げたのですが、残念ながらあまりに近すぎて絵にできませんでした。

会社に勤めていた頃、カラオケスナックで同僚とよく歌った ♪ 君の知らない異国の街で君を思えば泣けてくる・・・・ という出だしで始まる無錫旅情を口ずさみながら絵を描きました。 


水郷 烏鎮

2008年11月08日 | 旅行記

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10月中旬、中国江南の水郷地帯を巡る4泊5日の旅をしました。スケッチツア-ではありませんので、泊まったホテルか移動するバスの中でしか描けませんでしたが、それでも小さなスケッチブックに早描きで7枚描きました。

上海から蘇州、無錫、烏鎮、紹興、杭州、と巡りましたが、全て高速道路を利用しましたので効率よく観光できました。中国へ旅行するのは今回で4回目になりますが、行く毎に大きく経済発展する中国を再認識させられます。食べ物が一番心配でしたが旅行中はそんなことを忘れてしまうほどでした。

絵は水郷の街 烏鎮です。小さな川舟に乗って水路を観光しました。水際すれすれに人家があります。洪水になればひとたまりもなく流されてしまいそうです。


自宅周辺スケッチ その7

2008年11月02日 | 旅行記

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いつものようにバイクで近所を走行中、なだらかな坂の途中に、真っ赤に熟した柿の実がなっている風景を見つけました。下り坂を下がったその向こうは小高い丘になっていて、緑の中に家々が点在しています。

下り坂が描ければ一人前とよく言われます。登り坂は比較的簡単ですが下り坂をそれらしく見せるのは容易ではありません。庇や塀の横線の傾きがポイントになりますが、デッサンに苦労しました。

コメントにも書きましたが,自宅周辺ばかり描いているとだんだん身元がばれそうなのでこのへんで一区切りしたいと思います。