郷里から戻りましたが旅行中にぎっくり腰になりました。幸い軽かったのですが悪化すると困るので今養生に努めています。
昨年8月下旬、トルコを旅行しました。成田からイスタンブールを経由して国内線に乗り換え、最初に着いた街がここアンカラです。トルコの首都であり、人口600万人を擁するトルコ第二の大都市です。この街の歴史は古く、ローマ時代にはアンキラと呼ばれていました。(この名はアンキュラ(谷底)という言葉に由来していて、昔から地下水が豊富だったそうです)
絵はそのローマ人が築いたアンカラ城近くの高台から再開発中の市街を眺めたものです。ミナレット(礼拝への呼びかけに用いられる塔)が聳える市街を見てイスラムの国に来たことを実感しました。
郷里の和歌山で同窓会があり、明日から出かけます。帰りは奈良に一泊して絵を描く予定です。そんなわけでしばらく家を空けますので早めにUPします。
絵は早春の観音沼(福島県南会津)、山にはまだ残雪が残っています。20年近く前に初めてここに来た時は知る人ぞ知るひっそりとした秘境のような所でした。それ以来毎年訪れていますが、数年前甲子温泉から下郷町に抜けるトンネルが開通してからアクセスがぐっとよくなり観光客(特にカメラマン)が増えてきました。それでも沼畔には観音堂以外には野暮な建物が一切ないので絵になるところです。
一周40分ほどの小さな沼ですが秋の紅葉はもちろん、荒涼とした冬間近かの時期や春の水芭蕉が咲く季節もそれぞれ趣があります。私の絵だけではその美しさを表現できませんので写真を数点添付します。