旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

広大なトルコの大地

2013年04月28日 | 旅行記

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トルコは広さが81万平方キロ。日本の2倍以上の国土に7千万人の人達が住んでいます。10日間の旅行期間中バスに乗って毎日平均300キロは走りましたがそれでも西半分の一部を見て回っただけにすぎません。

絵は旅行2日目、アンカラから世界遺産の古い街サフランボルへ行く途中のバスの車窓から眺めた風景です。遠くに小さな湖が見えています。雨が少なくて農業や酪農をするには不向きなのでしょうか。イスタンブールなどの近郷は別として他の地方は街と街の間にはほとんど人が住まない荒野が広がっていました。


アンカラの丘

2013年04月22日 | 旅行記

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郷里から戻りましたが旅行中にぎっくり腰になりました。幸い軽かったのですが悪化すると困るので今養生に努めています。

昨年8月下旬、トルコを旅行しました。成田からイスタンブールを経由して国内線に乗り換え、最初に着いた街がここアンカラです。トルコの首都であり、人口600万人を擁するトルコ第二の大都市です。この街の歴史は古く、ローマ時代にはアンキラと呼ばれていました。(この名はアンキュラ(谷底)という言葉に由来していて、昔から地下水が豊富だったそうです)

絵はそのローマ人が築いたアンカラ城近くの高台から再開発中の市街を眺めたものです。ミナレット(礼拝への呼びかけに用いられる塔)が聳える市街を見てイスラムの国に来たことを実感しました。


春まだ浅き観音沼

2013年04月16日 | 旅行記

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郷里の和歌山で同窓会があり、明日から出かけます。帰りは奈良に一泊して絵を描く予定です。そんなわけでしばらく家を空けますので早めにUPします。

絵は早春の観音沼(福島県南会津)、山にはまだ残雪が残っています。20年近く前に初めてここに来た時は知る人ぞ知るひっそりとした秘境のような所でした。それ以来毎年訪れていますが、数年前甲子温泉から下郷町に抜けるトンネルが開通してからアクセスがぐっとよくなり観光客(特にカメラマン)が増えてきました。それでも沼畔には観音堂以外には野暮な建物が一切ないので絵になるところです。

一周40分ほどの小さな沼ですが秋の紅葉はもちろん、荒涼とした冬間近かの時期や春の水芭蕉が咲く季節もそれぞれ趣があります。私の絵だけではその美しさを表現できませんので写真を数点添付します。

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船橋港親水公園

2013年04月11日 | 旅行記

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絵は先週に引き続いて鈴木新先生のスケッチ教室で訪れた船橋港親水公園です。

この辺りは船橋の地名の元になった所で、昔ヤマトタケルノミコトが東征の折、海老川に船を並べ、その上に板を渡して軍勢を渡らせたという伝説があります。そのような船で造られた橋のことを船橋ということから船橋と呼ばれるようになったそうです。今は小さな海老川ですがかっては現在よりも水量、川幅がありました。


佃島の住吉神社

2013年04月06日 | 旅行記

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シンガポールに住んでいた娘家族が夫の転勤で北京勤務となりましたが、PM2.5の公害や孫達の教育の問題もあってやむなく娘婿は単身赴任、娘は二人の子供と東京のマンションに住むことになりました。我々老夫婦もその引っ越しに巻き込まれ、てんてこまいの一週間でした。

絵は先日参加した鈴木新先生のスケッチ教室で訪れた佃島の住吉神社です。かって家康が関東に下降した折、摂津(大阪)国の漁師を江戸に移らせてここに住まわせました。元々は名前のない砂州でしたが土砂を埋め立てて拡張して島となり、故郷の名を付けて佃嶋と名付けられたとのことです。