旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

新上五島町にて

2017年11月24日 | スケッチ
再び五島列島縦断の旅に戻ります。この旅では福江島、久賀島、奈留島、中通島、頭ヶ島、新上五島などを巡りキリスト教会を見学しました。絵は3日目に宿泊した新上五島町の民宿近くの街角です。朝食まで時間があったので港付近を散策しました。1時間近く散歩しましたが、会ったのはほんの数人の老人だけ。どの家も住んでいるのか空き家なのかわからないような家ばかりで寂れゆく日本の田舎の縮図みたいな島でした。横壁に張られた錆びたトタン板がよけいにもの悲しさを感じさせました。

齋藤邸

2017年11月16日 | スケッチ
昨日、市主催のスケッチ会があり茅葺家を描きに行きました。齋藤邸はハナモモ、梅、桜、松など種々の樹木や竹林などがある5500㎡もの広大な敷地の中に建てられた古民家です。江戸時代からこの松戸市紙敷地区に多かった農家の建築様式を今に伝えるものとして今年6月、国の登録有形文化財(建築物)に登録されました。初めて来ましたが家からも比較的近いのでまた描きに来たいスケッチポイントです。

久賀島 五輪教会

2017年11月09日 | スケッチ
今年の3月、長崎、福江と飛行機を乗り継いで五島列島を縦断する4日間の旅をしました。半年以上も前のことになり記憶も薄れてきています。キリスト教徒受難の歴史を秘めた10近くの教会を巡りましたが、絵はそのとき訪れた久賀島の五輪教会(左の白壁の建物)です。敬虔なカトリック信者だった歌手 五輪真弓 さんのおじいさんはこの教会でオルガンを弾いていたそうです。

デビュー40周年にあたる2013年、彼女は自分のルーツであるこの島を訪れ先祖の弾圧の歴史を知ったときに作曲したという「時の流れに〜鳥になれ」を熱唱しました。
私もこの歌が大好きでカラオケで時々歌います。



里見公園のバラ園

2017年11月02日 | スケッチ
雨で一週間延びた所属しているスケッチ会の10月例会が昨日ありました。場所は江戸川沿いにある里見公園です。川岸に立つと東京の市街地越しにスカイツリーや遠く富士山まで見渡すことができます。このあたりは国府台と呼ばれていて古くは下総国府が置かれていたところです。戦略的要地だったため室町時代には里見氏と北条氏が合戦した古戦場でもあります。
少し早めに着いたので何を描こうかロケハンすることにしました。富士山とスカイツリーのツーショットも捨てがたいと思いましたがあいにくこの日は雲に隠れて富士山が見えません。そこでちょうど満開を迎えていたバラ園を描くことに決めました。