旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

祖光院にて

2017年09月27日 | スケッチ
「佐渡島まるごと20景」という謳い文句に惹かれて全島を巡る2泊3日のツアーに参加して昨日帰ってきました。日本の島の中で沖縄本島に次いで大きい島ですが、名物や名所など名のあるものは聞いたことがなく、どちらかというと地味な島です。絵を描くのが一番の目的ですが、おそらくそんなところは見つからないだろうと大して期待はしていませんでした。ところが行ってみると予想と実際は大違いで、スケッチポイントがたくさんあって絵心を動かされました。いずれ近いうちに描いた絵を載せていきたいと思っています。

翌日はスケッチ会の9月例会で祖光院へヒガンバナを描きに行きました。絵はそこで描いたヒガンバナです。時期が少し遅かったせいか枯れ花が目立ちました。



函館ベイエリア その1

2017年09月20日 | スケッチ
2008年5月にブログを開設してからいつのまにか10年が経過しました。正確には10年と4か月です。飽きっぽい性格なのに我ながらよく続いているものです。いつもみなさんに見て頂いていることが励みになっています。この間にUPした絵も500枚を越えました。10年の間にはいろんなことがありました。使っていたブログサービスが廃止となり今のGOOブログに移転しましたが、旧ブログサービスの記事を移設するのがうまくいかずに消えてしまった絵も少しありますが使用料が無料なので文句は言えません。 

先週急にパソコンの調子が悪くなりインターネットが使えなくなりました。どうしてよいかわからず困っていたところ息子がやってきて直してくれました。パソコンをロクに知りもしないのに高度なことをやりすぎるからだと散々文句を言われましたが我慢して聞き流しました。老いては子に従うしかありません。

今週UPした絵は函館のベイエリアにある赤煉瓦倉庫群です。











ネガティブペインティング

2017年09月05日 | スケッチ

スケッチを始めたころは緑の林や森が描けなくて建物ばかり描いていました。ところが数多くスケッチするうち、今では建物のない風景を描くのが好きになりました。緑の多い風景を描くことに慣れてきたのだと思いますが、まだまだ満足できる絵を描けるまでに至っていません。水彩画を描くプロの先生方のうち、緑の風景を描くのが一番上手いのは今注目の水彩画家、赤坂孝史先生。先生が描くネガティブペインティングこそ緑を描くうえで欠かせない水彩技法だと思います。暗いところを塗って明るいところの形を決めていく手法で、海外の水彩画家もよく使っているようです。何とか一歩でも先生に近づきたいと思って著書を買って勉強しています。

先日、先生の絵のブログから一枚を選んで模写に挑戦してみました。下の絵が先生がフランスで描かれたこの原画です。見比べてみると残念ながらまだまだ見劣りしていてネガティブペインティング習得には時間がかかりそうです。