旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

下田の旧市街

2014年08月29日 | 旅行記

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私が利用している「ブログ人」から一ヶ月後にブログサービスを廃止しますと言われてショックを受けています。サーバーなどの設備が古くなり新たな変化に対応することが困難になったとのことですが、長く使ってきたのに急に止めると言われても釈然としません。突然梯子を外すようなブログサービス会社のやり方に腹が立ちます。

争っても無料でサービスしているだけだからと言われそうなので来月からgooへ引っ越すことに決めました。7年間も使って掲載した絵だけでも400枚前後になります。幸い今までのデーターはそのまま移すことができそうなのですが、面倒なことになりそうで今から頭が痛いことです。

毎週見ていただいている方にご迷惑をおかけしますがブログのタイトルは「旅の淡彩スケッチ便り」ハンドル名は「水絵描き」でいく予定です。しばらくの間はリダイレクトできるとのことなのでどうか今後ともよろしくお願いします。

絵は下田の旧市街、こちらの伝統なのか「なまこ壁」の家を多く見ました。ハリスに仕えた唐人お吉(幸薄かった人生だったと言われていますがすごい美人です)が後年開いた小料理屋安直楼もこの近くにありますが、その家にもなまこ壁がありました。


オーシャンヴューの部屋

2014年08月22日 | 旅行記

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      (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

下田では高台にある東急観光ホテルに2連泊しました。眼下に下田の海が一望できます。水平線に太陽が沈み、暗くなっていく海を見ているうちに絵心が動きました。

そのとき描いたのがこの絵です。ホテルの庭に植えられた椰子(アメリカのカリフォルニアやメキシコに広く分布しているワシントン椰子という樹木だそうです)が南国らしい風情を感じさせました。


下田 了仙寺

2014年08月15日 | 旅行記

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昨年暮、急行「踊り子号」に乗って、下田へ2泊3日の旅をしました。幸い3日間とも天気がよく、関東でも南に位置する下田は冬とは思えないほど穏やかで春のような気候でしたので楽しくスケッチすることができました。

絵は着いたその日の夕方訪れた了仙寺です。そのとき描いたのがこの絵です。真冬というのに背後の山は夕日を浴びて秋の紅葉のような色をしていました。

1854年ここで江戸幕府と米国艦隊ペリー提督の間で交渉が行われ日米下田条約が締結されました。


戸定邸と徳川慶喜

2014年08月08日 | 旅行記

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       (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

5月10日、松戸駅から歩いて10分のところにある戸定(とじょう)邸(重文)へ絵を描きに行きました。ここでスケッチするのは実は二度目です。いつもは絵を描くのが難しい場所ですが、名前にちなんで毎月10日には庭が開放されるので庭から描くことができます。

戸定邸は徳川家最後の将軍 徳川慶喜の弟、徳川昭武が住んでいたところです。昭武は同じカメラの趣味を持つ慶喜と仲がよかったようで、慶喜もたびたびここを訪れています。下の不鮮明な写真は近くの坂川で魚をとる漁師を撮影する慶喜(山高帽を被っている)を昭武が後から撮ったものだそうです。


田植え時

2014年08月01日 | 旅行記

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      (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

絵は5月末に鈴木新先生のスケッチ教室で訪れた実籾本郷公園(習志野市)近くの水田です。他のみんなはお目当ての古民家を描きましたが、前面に大きな生垣があり、モチーフとして余り魅力を感じませんでした。

何かほかに描くものがないか探したところ、公園を少し出たところに絵のような水田を見つけました。ちょうど田植えが終わったばかりのところです。

一人で畦道に座って描きましたが、人口密集地帯の中にもこんなオアシスがあります。