旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

パリへ

2019年03月28日 | スケッチ
旅行7日目はジャマナ村を発ちパリへ向かいました。TJVの中でたまたま向かい合わせに座ったジュネーヴ在住のスイス人と会話しました。デザインの仕事をしていて月に2回仕事でパリに行くとのこと。7歳と10歳と18歳になる子供さんがいて、上の娘さんは遠く離れたブルターニュのレンヌの学校で学んでいるという。「お寂しくはないですか。」と尋ねると「C’est La Vie.」という答えが返ってきました。「これが人生というものさ。」フランス人がよく自分を納得させるために言うセリフです。
3連泊したパリではセルニエの本店に行って画材を買ったり、オーランジェリ美術館を見学したり、サンマルタン運河へ行って風景をカメラに納めました。絵はモンマルトルの坂の上から眺めたパリの市街です。

ヴォナスのレストラン近くにて

2019年03月21日 | スケッチ
「感動の白い北海道」というタイトルのJTB3泊4日の旅行から帰ってきました。ホテル宿泊代(朝夕の食事付き)、往復飛行機代、バス代込みで29800円という超安値です。タイトル通り4日間を通じて雪が降り、残念ながら流氷は見られませんでしたが数年ぶりに結氷した摩周湖や釧路雪原でエサを啄む丹頂鶴などの雪景色をカメラに納めることができました。近いうちにこれを絵にしたいと思っています。
地震災害による復興割引き3万円があるのでこんな価格になったようです。

6日目の午後は夕食を食べるためヴォナスという街へ出発。街の広場に面したレストランAncienne Auvergine に着きました。隣は高級レストラン ジョージブラウン。お値段は私たちが入るレストランの3倍はするとか。夕食までには少し時間があったので付近を散策しました。レストラン近くに流れる小川に沿って並木が連なっています。それを絵にしてみました。



教会の塔の上から眺めた中世の街クルーニ

2019年03月13日 | スケッチ
旅行6日目はブルゴーニュの古い街クルーニへ向かって出発、1時間半かかって到着しました。街の中心にある教会に大きな塔が建っています。入口の女性に1・6ユーロ払って塔内に入りました。KさんとYさんも一緒です。
エレベーターはありません。急なはしご階段を上って塔の上から街を眺めました。
あまりの景色に興奮したのか誤って水彩用の水を飲むハップニングがあり、慌てて吐き出しました。飲料用のボトルと一緒に置いていたのが間違いの元です。絵の具が付いた筆を直接入れることはないので実害はないですが気持ちよくありません。
一度俯瞰した風景を描きたいと思っていたところだったのでこのチャンスを逃す手はありません。すぐさまデッサンに取りかかりました。絵はそこで描いたクルーニの街です。

絵を描いている途中、写真を撮ろうと塔に登ってきた観光客に出会いました。どこから来たのかと尋ねるとドイツからという返事。日本企業とジョイントして仕事をしていたので7回も日本に来たことがあるとのこと。ドイツからこの街まで数時間のドライブだそうです。ヨーロッパは狭いですね。

ペルージャのレストラン

2019年03月07日 | スケッチ
旅行5日目はペルージャという街に絵を描きに出かけました。同名の街はイタリアにもあり日本人サッカープレーヤーの中田選手が活躍したことでも有名です。フランスにあるこの街はイタリアのペルージャから職人たちが移り住んで造り上げた街だそうです。街の小さな広場に面して3軒のレストランがありそこで絵を描きました。
描いている間に昼食時間となり、そのうちの一軒 Ostellerie Du Vieux Perrouges に入りました。ここは橋本総理や米国のクリントン大統領が利用したこともある有名店だそうです。料理を注文する際にギャルソンとの通訳を買って出ましたがメニューが一杯あってチョイスがたいへんです。最初12人がめいめい別々の料理を注文しようとしましたが料理用語が難しくて判読できないのもあります。結局アラカルトから全員がオムレツのキノコ添えを注文することで納得してもらいました。飲み物代込みでひとり20ユーロでした。