旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

アヤソフィア

2013年06月27日 | 旅行記

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絵はトプカプ宮殿から歩いて5分ほどの距離にあるアヤソフィア。東ローマ帝国の代表的な遺構であり、ビザンティン建築の最高傑作と言われています。

元々は正統派キリスト教の大聖堂として建設された後、オスマン帝国時代にはモスクに転用され、さらに1935年からは博物館となり現在に至っています。

ミナレットが4本あるはずですがこの角度からは前の尖塔の後ろに隠れているので3本のように見えます。


トプカプ宮殿

2013年06月21日 | 旅行記

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前日はトロイを発った後、ほとんど一日中バスの旅でした。昼前、今まで旅行してきたアジア側からフェリーでダーダネルス海峡を渡り、初めてヨーロッパ側に足を踏み入れました。

夕刻、最終目的地イスタンブールまで一気に到達。ホテルに一泊後は今回の旅行のハイライト イスタンブール市内観光です。

絵は旧市街にある丘の上に建つトプカプ宮殿。15世紀から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住したところです。


トロイの木馬

2013年06月15日 | 旅行記

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旅行7日目には世界遺産トロイ古代遺跡を訪れました。絵はその遺跡にある復元された巨大な木馬で、人が木馬の中に登って入れるようになっています。

ギリシャ神話によると紀元前1200年中期のトロイア戦争で、難攻不落のイーリオス城を陥落させる決め手になったのがこの木馬です。

ギリシャ軍率いるオデュッセウスは攻撃が手詰まりになったため、その中にギリシャ兵を隠した巨大な木馬を作らせイーリオス城内に運び込ませる計略を立てました。この作戦が成功して城は陥落、ギリシャ軍はトロイアに勝利しました。


聖母マリアの家

2013年06月09日 | 旅行記

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絵はパムッカレのホテルに泊まった翌日に訪れたエフェソスのパナヤカプルの丘にある聖母マリアの家です。イエス キリストの磔刑の4年後、マリアは聖ヨハネに伴われてここを訪れ、オリーブの茂るこの丘で余生を送ったと言われています。

家はその家があった基礎の上に1951年に再建されました。ローマ法王が訪れたこともあり、キリスト教徒の聖地になっているようです。


夕暮れのパムッカレ

2013年06月03日 | 旅行記

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旅行5日目はローマ帝国の温泉保養地として栄えたヒエラポリスを訪れました。この辺りは地震の多発地帯で何度も地震に襲われていますが、ローマ劇場やローマ浴場などが遺跡として残っています。

絵はそのヒエラポリスのすぐ下にある世界遺産パムッカレの石灰棚です。パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味だそうです。昔からこの地方は良質の綿花の一大生産地でした。

まるで純白の棚田のような景観です。水が流れる石灰棚に入って1時間近く水浴びしましたが、今まで砂漠のような乾燥地帯ばかり見てきましたので水のある風景に癒されました。