旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

冬の北陸紀行

2019年04月25日 | スケッチ
桜の季節から2か月過去にタイムスリップします。
2月末、「冬の北陸 キトキト美食、美景、名湯満喫2日間」というタイトルに惹かれてツアー旅行に参加しました。
8時12分発の北陸新幹線「かがやき」で東京を発ち一路北陸へ。10時27分、富山駅に到着しました。そのまま日本海に面する新湊へ直行。キットキット市場で海鮮丼をいただきました。市場では大きな窯で水揚げされたばかりのベニズワイガニを浜茹でしていました。小売りもしているとのことだったので息子家族への土産に買って帰りました。

食後はバスで金沢へ移動して江戸時代の風情を残す町並みが広がる「ひがし茶屋街」や「兼六園」を訪れました。絵は兼六園です。雪一杯の公園を期待していたのですが今年は雪が少なく、所々に設置された雪つりも場違いのような感じがしました。


春の戸定邸

2019年04月18日 | スケッチ
先日市内にある戸定が丘歴史公園へ桜を描きに行きました。ここには最後の将軍となった徳川慶喜の弟徳川昭武が建てた戸定邸が今も明治の姿そのままに保存されています。慶喜と昭武は仲が良かったようで時々慶喜がここを訪れています。
公園の中を散策中に暗い竹藪をバックに咲く紅桜が目にとまり絵を描きました。ここは自宅からも近いので時々描きにくるところです。




般若院の紅枝垂れ桜

2019年04月07日 | スケッチ
3月下旬、魚のスーパー角上魚類で買った寿司弁当を持って茨城県竜ケ崎市の般若院にある枝垂れ桜を見に行きました。樹齢450年、高さ10M、幹の太さ5Mの巨木です。自宅から2時間弱のドライブでした。桜の季節がそろそろ終わろうとしているので少し焦りましたがこれが今年になって初めて描いた桜です。


ラパン アジル

2019年04月05日 | スケッチ
ラパン アジル については先週のブログにも触れましたがモンマルトルにあるシャンソニエです。1795年に宿屋として建てられた後、キャバレーとして知られるようになりゴッホやルノアールなどの画家たちの溜り場になったようです。
その後シャンソニエとなりセルジュ・ゲインズブールやエディット・ピアフやシャルル・アズナブールなどの歌手がここに出演して歌っています。
ユトリロはこの建物を好み、何度もモチーフにして描いているそうです。
ラパンとはウサギ、アジルとは敏捷なという意味ですから活発なウサギという意味でしょうか。その名の通り、建物の前面にそんなウサギの絵がありました。
夜8時ごろシャンソンを聴きに来た時、門が閉まっていたので「今日はお休みでしょうか」と門の前に立っていたアメリカ人❓にフランス語で尋ねると「私はそうは思わない」という返事が英語で返ってきました。その言葉を信じて待っていると夜9時過ぎになってやっと門が開きました。それから11時ごろまでいてタクシーを拾ってホテルに帰りました。ほとんど満員の聴衆の中で立ち上がって帰るお客は私たちだけ。「これから佳境に入るのにどうしてそんなに早く帰るんだい」という感じです。時間感覚が日本と大きく違うと思いました。