旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

トレフォールにて

2019年02月28日 | スケッチ
旅行4日目、朝食を食べていると同行のAさんから「何もしていないのに自室のカーテンが壊れたので宿の奥さんに言ってほしい」と通訳を頼まれました。カーテンとはフランス語で何と言うのだったかとしばらく考えた後、たしか RIDEAU だったことを思い出し奥さんに伝えると「以前から壊れていて掃除しているとき落ちてきて頭に当たったこともある」という返事。器物損壊ではないことがわかってもらい一安心。
食事を終えて外に出ると小さな移動販売車が村に来ていました。大きな袋に買ったパンを抱えて村人たちが家に帰っていきます。パン屋さんがない小さな村ではこのような移動販売車からパンを買うのが通例になっているようです。音楽こそかけていませんでしたが車体には子供たちが大好きなアニメの人気者を描いた絵が描かれていて、昔団地に住んでいたころよく見かけたロバのパン屋さんを思い出しました。

この日はトレフォールという古い歴史を持った町に描きに行きました。絵はそこで描いた街角の風景です。この辺りは住宅街のようで真ん中に見える教会の塔らしき建物だけが中世らしき風情を残していました。

ブルー修道院にて

2019年02月21日 | スケッチ
この日の午後は市内にあるブルー修道院を描きに行きました。先日のサークドボーム村で皆が行く修道院へ行かずに単独行をして迷惑をかけたので今回は一緒です。描いている最中に雲行きが怪しくなり雨が降ってきました。仕方なく建物の中に入り雨宿りをしました。絵はそこで描いた修道院の長い廊下です。アーチ型の天井に絵心を惹かれました。

ブールガンブレス市の旧市街

2019年02月14日 | スケッチ
ブールガンブレスで2枚目に描いたのは高い時計塔がある旧市街の一郭です。左側には煉瓦らしきものを埋め込んだ木組みの家がありました。
ここを描き終えてスーパー「カルフール」へ向かいました。日本でもおなじみのスーパーです。そこでお目当ての紅茶ロシアンアールグレイを4箱買いました。(1月17日付のブログでパリのスーパーで買ったというのは私の記憶違いです。10年以上経過して記憶が定かでありません)
レジを済ませいったん店を出てから買い忘れたものがあるのに気が付いて再び店内に入ろうとして店員に咎められました。ちゃんとお金を払ったとレシートを見せても許してくれません。どうやら万引き防止のために買ったものを持って店内に入るのを禁じているようです。日本では何でもないようなことですがここはフランス。入口にある預かり棚に買った品を入れたレジ袋を預け引換証をもらって入り直し、洋酒入りチョコとミネラル水を買いました。
そこを出ようとしてレジ付近で同行のYさんがトラブルになっているのを見付けました。聞くとクレジットで買った後パスポートの提示を求められたのですが、たまたま持っていなかったためとわかりました。なんとかわかってもらえましたが日本と違って厳しいようです。

ブールガンブレス市にて

2019年02月07日 | スケッチ
旅行3日目はブールガンブレス市へ絵を描きに行きました。人口4万。この地方の中心都市です。絵は街のセンターにある劇場です。ちょうど斜め前にカフェがあり劇場がよく見えます。ここで描くことに決め、昼食抜きで店の外にセッティングされた席に座って2ユーロのミネラル水で2時間ねばって描きました。細かい装飾が多くてデッサンに手間取りました。