旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

嵐の予感

2012年07月30日 | 旅行記

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19基もの風車が並んで建っているのは壮観ですが、風があるのに羽根は固定されていて動いていないのが少し物足りませんでした。もう少しリアルな迫力のあるものをと探していたところサイト 世界の風景の壁紙 の中に素敵な写真を見つけました。

(     http://world.j-wall.jp/index.html   ) 

絵はその写真を元に描いたものです。風が強く吹いています。雲が流れ、草木がなびき、風車が勢いよく回っています。荒天の中、何か急な用事でもあったのでしょうか。危険を冒して漕ぎ出したボートが一艘。何か波乱含みのドラマの展開を予想させるシーンです。


キンデルダイクの風車 

2012年07月22日 | 旅行記

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3年前、ブログ記事にCMが入るのが嫌で有料のブログソフトを使うことにしました。有料といっても月額300円ほどのことですのでたいしたことではありません。そのとき内部に付けたアクセスカウンターの値が今日現在51885件となりました。一年間に1万件を超えるアクセスを頂いていることになり、ブロガー冥利に尽きる気持ちで一杯です。ずっと見て頂いている皆さんの為にも頑張らなければと思っています。

絵は3日目に訪れた世界遺産キンデルダイクの風車群です。ここには19基の風車が現存しています。


真珠の耳飾りの少女

2012年07月16日 | 旅行記

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デン・ハーグの美術館では今日本にやってきているフェルメールの名画 「真珠の耳飾りの少女」や 「デルフトの眺望」 などを見ました。今回の旅は景色だけでなく,4つの美術館や博物館や教会などを巡り、フェルメールの他 ゴッホ、レンブラント、ブリューゲル、ルーベンスなどの名画を鑑賞する旅でもありました。フラッシュだけは規制されていましたが、どこの美術館でもおおらかで写真撮影自由でした。日本では考えられませんが 真珠の耳飾りの少女 との至近距離でのツーショットの写真を撮ることができたほどです。

絵は2日目に訪れたデン・ハーグのビネンホフ(国会議事堂)です。オランダの憲法上の首都はアムスにありますが実質的な首都機能はこのデン・ハーグにあります。


花のキューケンホフ公園 

2012年07月08日 | 旅行記

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絵の先生から風景画の中に人物や花を描くのはできれば避けた方がよいと言われたことがあります。人物画や静物画ではそのものがモチーフなので問題ありませんが、自然を描く風景画の中では人物や花はインパクトが強過ぎるのです。それ以来、できるだけ花などは描かないようにしてきましたが、花だらけのこの公園はどこを切り取っても花があります。仕方なくやや小さめに遠慮がちに花を入れてみました。


キューケンホフ公園 その1

2012年07月02日 | 旅行記

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先日双子姉妹の歌手 ザ ピーナッツ の姉伊藤エミさんが亡くなりました。彼女は私と同じ71歳。沢田研二さんとの結婚が話題となりましたが、高校生の頃、受験勉強をしながら「情熱の花」などを聴いたことを思い出します。さらに一昨日付けの新聞で映画俳優の地井武男さんが享年70歳で亡くなられたことを知りました。TV番組「ちい散歩」で彼が描くスケッチ画を時々見ては楽しんでおりましたが、相次ぐ同世代の有名人の訃報にショックを受けています。

絵は2日目に訪れたキューケンホフ公園。一年のうち3月から5月にかけての僅か2ヶ月しか開園しない世界的に有名な公園です。