旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

青鬼 その2

2011年11月27日 | 旅行記

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         (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

青鬼は戸数11戸の小さな集落で、古くから越後と信州を結ぶ 塩の道千国街道(糸魚川街道)の中継地として人の往来があったとのこと。日本の原風景のようなこの村がいつまでもこのまま残っていてほしいと願わずにはおられませんでした。


青鬼 その1

2011年11月21日 | 旅行記

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      (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

旅の最後は青鬼を訪れました。ここに絵を描きにくるのはこれが4回目です。最初に来たのは私が水彩画を習いだした十数年前。茅葺屋根の家々が点在する村の風景はそのときとほとんど変わっていません。晴れていれば村の正面に北アルプスの雄大な景色が広がるはずですがこの日は雨模様でしたのでよく見えませんでした。


白馬村郊外

2011年11月14日 | 旅行記

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私事ですが今年古希を迎えました。昔はこの歳まで生きる人が少なかったのでこんな名前が付いたそうですが、今では高齢者の仲間入りをする年齢に達したくらいの意味しかありません。   

幸いこの歳になるまで大きな病気もせずに何とか生きてこれましたが、これからも健康で長生きできる保証はありません。もし神様が80歳になるまで元気で絵を描くことができる幸運を授けてくれたとしても、後10年,日数にして僅か3650日。残された貴重な日々を無駄にすることのないように過ごしたいと思いました。

絵は前回と同じく郊外をドライブ中に見つけた風景です。


山間の農家

2011年11月07日 | 旅行記

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自宅から最寄り駅への途中に県営住宅が建ちました。駅に行くときはいつもその構内を横切る近道を通りますが、駐車場をよく見ると「野田」や「習志野」などの千葉県ナンバ-に混じって「福島」や「いわき」などのナンバ-が目につきます。確かめたわけではありませんが、恐らく放射能汚染から逃れてきた方々ではないでしょうか。慣れない土地での生活、さぞたいへんだろうとお察しします。

絵は白馬村近郷をドライブ中に見つけた急な坂道に建つ農家です。隣の納屋にはトウモロコシを吊るしていました。白い花を水彩で描くのは難しいのですがあえて挑戦してみました。