旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

ドブロブニクのレストラン

2018年06月28日 | スケッチ
街を散歩中に絵にあるような道沿いのレストランを見付けました。欧州の人たちは屋内より屋外で食べるのが好きなようで、行きかう人たちの喧騒もお構いなしに食事を楽しんでいる光景をよく目にします。最近外国人が多くなったせいもあって都内でも同じような店が増えてきました。ちょっと面白かったのは帽子を被ったまま食事をしている人が何人かいたことです。欧米では帽子はファッションの一部なのでぬぐ必要はないとのこと。日本にはない風習だと思いました。

城壁からの眺望

2018年06月21日 | スケッチ
先日人間ドックを受けましたが幸い大きな問題もなくほっとしました。ドックでは30年近く毎年胃カメラを飲んでいますが、母を胃癌で亡くした私にとってこれは免罪符のようなものです。今では麻酔注射をすることなく飲めるようになりました。胃カメラは胃はもちろん食道から十二指腸の中まで広い範囲をチェックできますしポリープがあればすぐ切除することができます。今回も胃の中に白変したところがありましたので癌の可能性は極めて低いのですが念のため検査をすることになり組織を一部採取しました。

ドブロブニクではまず城壁に登って上から旧市街を眺めることになりました。旧市街を取巻く城壁は全長約2キロで街を一周できるようになっています。高いところは高さが25mもあるそうです。
絵はピレ門を入ってしばらく行ったところからの眺望です。教会の尖塔らしき建物がいくつか見えてその向こうに海が広がっていました。左上に少し見えているのはヌーディストの島として有名なロクルム島です。城壁巡りをしたのち港内周辺をクルーズした時この島の波打ち際で裸で日光浴をしている何人かの年配のヌーディストを目撃しました。残念ながら若い女性はいませんでした。


起雲閣にて

2018年06月14日 | スケッチ
先週のNHK「試してがってん」によると寝たきりにならないために運動より重要なことがあり、それは「人との繋がり」を持つことだそうです。今まで考えたこともなく目から鱗が落ちました。
人類は長い歴史の中で助け合いながら生きてきたので人に親切にしたり助け合うと遺伝子の働きが良い方向に変化するようにプログラムされているそうです。
よく集まっておしゃべりする機会が多い女性に比べ我々男性は孤独になりがちなので心しなければと思いました。

絵はジャカランダを見た後訪れた起雲閣です。大正8年に実業家根津嘉一郎の別荘として建てられた後、旅館となり志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治などの文豪に愛されました。今は熱海市指定の有形文化財になっています。

ジャカランダ咲く

2018年06月06日 | スケッチ
快晴の日曜日、ジャカランダが咲いたというニュースを聞いて熱海に出かけました。
日本から遠くアフリカまでこの花を見に行くツアーがあるのを知ってそんなところまで見に行きたい花ってどんな花なんだろうと興味を持っていました。

ジャカランダの木は「お宮の松」で知られるシーサイドパークに植えられていました。樹木の形は「ねむの木」にそっくりです。花は初めて見ましたが予想していたより小さな花でした。それでも密集して咲いているので大きく見えます。色は鮮やかな青紫色。まるで紫色の雲がたなびいているようで日本名を紫雲木というのもぴったりのネーミングだと思いました。

1990年 熱海市はポルトガルのカスカイス市と姉妹都市になりました。それを記念してカスカイス市からこの木が送られてきたそうですが、今や熱海市の初夏を告げる花になっているそうです。