旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

オパティアのホテルの窓から

2018年03月29日 | スケッチ
歌が好きです。歌といっても私の場合、フォークソングやニューミュージックなどで演歌はあまり好みではありません。時々行っている老人センターにはカラオケクラブが三つもあるのですが全て演歌を歌うグループなので入るのを躊躇しています。どこかに私が好きな歌を歌えるところがないかさがしていたところ、市民センターで「LETS SING  A SONG IN ENGLISH」というタイトルのイベントがあるのを見付けました。訪ねてみると参加者は20人ほど。中学生から私のような年寄りまで様々です。若い二人の音楽家の指導で発声練習や発音練習をしてから全員で英語の歌を歌っているようです。この日はジョン レノンが作った「イマージン」をキーボードとギターの伴奏で歌いました。次回はアバの「ダンシング クイーン」に挑戦することになっています。

ロヴィニから前日に続いて連泊することになっているオパティアのアンバサダーホテルに戻りました。この日は私の76歳の誕生日です。皆でホテル近くのレストランで夕食をとっているとき、添乗員さんの計らいでサプライズのお誕生日ケーキのプレゼントがありました。全員に切り分けようと思いましたが小さなケーキだったので同じテーブルの5人だけで食べました。

絵はホテルの窓から見た風景です。

流山の古民家

2018年03月22日 | スケッチ
2月中旬、車対車の事故を起こしました。電車の踏切を渡りきったとき狭い横道から出てきた乗用車に横腹をぶつけられたのです。踏切まであと1m。もし踏切の上で立ち往生していたらどうなったかと思うとぞっとします。運転席側のドアは開かなくなるほどの衝撃でしたが幸い双方ともスピードが出ていなかったので人身被害は軽微でした。それでもむち打ち症状があるので病院通いしています。孫が同乗していなくてよかったです。

3月の定例スケッチ会は流山でのスケッチでした。
絵はそこで描いた流山旧街道沿いにある古民家のひとつ新川邸です。昔からの呉服屋さんとのこと。家の前をベビーカーを押して歩くママさんがいましたので入れてみました。
お昼に流山の名物鰻を食べるのを楽しみにしていましたがこの日の水曜日は何軒かある鰻屋がそろってお休みで当てが外れました。
絵を描き終えたのち、皆でその昔この地を何度か訪ねたことがある小林一茶を記念して建てられた一茶双樹記念館でお茶をして帰りました。

ロヴィニ夕景

2018年03月15日 | スケッチ
再三日本とクロアチアを行き来してすみません。
イストラ半島のポレッチやロヴィニからはヴェニス一日観光のクルーズ船が出ています。旅慣れた人ならホテルがなかなか取れないかまた取れても宿賃が高いヴェニスに泊まるよりこのあたりに宿泊してヴェニスとロヴィニの観光&スケッチ旅行をするのが賢い方法だと思いました。
足が悪くて海外旅行をほとんど諦めていますが、もし足がよくなってここに絵を描きに来る機会があればそうしたいものです。

絵はロヴィニの夕景です。海際までぎっしり建てられた家々が陽が沈むにつれて暗くなっていきます。まるで海の底へ沈んでいくようです。絵を描く人なら見逃せない風景で画家がこの街を好むのもわかるような気がしました。

湯島天神にて

2018年03月07日 | スケッチ
好天に恵まれた2月28日、所属するスケッチ会で湯島天神へ描きに行きました。学問の神様 菅原道真 を祀る天満宮です。受験シーズンはそろそろ終わりですが、咲きだした梅を見に来る人も多く、境内はたいへんな賑わいでした。最近は海外から来る人も増えているようで、絵を描いているとき若い外国人の女性から親指を突き出して「GOOD JOB」と話しかけられたので[THANK YOU WHERE ARE YOU  FROM?」「FROM MINNESOTA USA」「ITS TWINS HOME GROUND ISNT IT?」「YES]「HAVE A NICE TRIP」などと他愛のない会話を交わしました。スケッチしているときよく話しかけられますので今ではもう慣れっこになりました。
本殿の近くには合格祈願の絵馬が堆く積まれていました。



聖エウフェミア教会近くにて

2018年03月01日 | スケッチ
前回UPした参道を登り小高い丘の上に建つ聖エウフェミア教会に着きました。皆は添乗員さんの案内で教会内部を見学する予定ですが時間がもったいないので皆と別れて一人で街を散策しました。絵はその時見付けたスケッチポイントのひとつです。スケッチする時間がないので夢中でシャッターを押しました。その時は気が付きませんでしたが後でよく見ると屋根の上にコウノトリが巣を造っているではありませんか。海外で屋根の上に巣を造ったコウノトリを見るのはブルガリア旅行以来二度目です。気候が良いこの地方は鳥たちにとっても住みやすいところなのでしょう。

写真を撮り終えて我に返ると自分が迷子になってしまったことに気付きました。待ち合わせ場所になっている街の入り口まで戻りましたが近くには誰もいません。迷子になるのはフランスのジュラ地方の田舎、ロンドンのソーホーに続いて三度目です。少し焦りました。幸いだったのはこのときイヤホンガイドを耳に付けていたことです。ガイドさんが説明する声がずっと聞こえていましたので声が大きくなる方向へ歩いていけばと簡単に考えました。小さな街でしたがそれでも合流するのに20分ほどかかりました。