旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

アマルフィ その2

2010年03月31日 | 旅行記

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添乗員さんからイタリアは郵便事情が悪いので到着率は20%とおどかされていましたが、駄目元と思って旅先からフランスにいる孫達宛2通、日本にいる息子夫婦宛1通、計3通の葉書を出しました。隣国フランスへはすぐ届いたようですが日本へは2週間経った今も届いていません。公務員のモラルに問題がありそうです。

アマルフィは人口約5000。ソレント半島の南東、サレルノ湾に面する海岸線に沿った急斜面に家々が建っています。その昔は海洋国家としてヴェニスやジェノバやピサ等と覇権を争ったこともあったとか。その景観の美しさから世界遺産に指定されています。

旅行中の食事は果物や野菜がほとんど出ないと思われたので、絵にあるような見晴らしのよい展望台に店を開いていた果物屋でオレンジ6個を3ユ-ロで買いました。日本円で1個60円余。甘くてジュ-シ-でお買い得でした。             


アマルフィ その1

2010年03月28日 | 旅行記

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3月初旬、イタリア縦断10日間の旅をしました。ツア-でしたのであまり絵を描く時間がありませんでしたが添乗員さんはじめ、旅仲間にも恵まれ楽しい旅でした。それでも絵を何枚か描きましたのでその後描き加えたのを入れて載せていきたいと思います。

旅はアマルフィから始まりました。絵は街の中心にあるアマルフィ大聖堂です。門のア-チなどにイスラム建築様式の影響が見られます。前日の昼まで日本にいたのが嘘みたいです。


出石

2010年03月23日 | 旅行記

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午前中伊根で絵を描いたあと、但馬の出石へ向かいました。ここはかっての出石城の城下町であり、碁盤の目状になった町割から但馬の小京都と呼ばれています。

鉄道が通らなかったため都市化されずに昔の町屋がそのまま残り、江戸時代にタイムスリップした感があります。着いた時は食事時を過ぎていたので残念ながら名物皿そばを食べる事ができませんでした。

絵は出石のランドマ-ク辰鼓楼。札幌時計台と並ぶ、日本最古の時計台です。


伊根の舟屋 その2

2010年03月18日 | 旅行記

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伊根の海は三方が山に囲まれ、湾の入り口中央には青島があって天然の防波堤の役目を果たしています。舟屋は江戸時代中期から存続していますが、漁業を営む上で便利なように一階が駐船場や作業場、二階が居宅となっています。

スケッチポイントを探しているとき、集魚ランプをびっしり付けた漁船を見付けました。座って描いているとき、地元のおばあさんから話しかけられ、千葉から来たと答えると、息子も千葉県で働いているとのことでした。冬は厳しいけれど、空気も澄んでいるし、魚も美味しい住みやすいところだそうです。

今日イタリアから帰ってきました。着いたばかりで時差ぼけ真っ最中ですが絵を何枚か描いたので近日中にUPしていきたいと思っています。


伊根の舟屋 その1

2010年03月07日 | 旅行記

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翌日は今回のスケッチ旅行のハイライト、伊根の舟屋へ向かいました。京都府北部、丹後半島の東端に位置し、アクセスは良くないですが、絵を描く人なら、誰でも一度は訪れたいと思うところです。

伊根鰤で有名な古くから漁業で生計を立ててきた街ですが、絵に見るような将棋の駒を立てたような舟屋が、周囲4キロの海岸線に沿ってびっしり立ち並んでいます。