旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

ヴェトナム北部の高原リゾート サパを訪ねて

2016年10月30日 | スケッチ
プリンスエドワード島に先立つ一ヶ月前 ヴェトナム サパ に少数民族を訪ねる旅をしました。本来ならこちらを先にすべきですが逆になりました。朝9時に羽田を発ち空路ハノイへ。そこから出来て間もない高速道路を北上して中国との国境の街ラオカイへ向かいました。雨季のヴェトナムなので案じていましたが旅行期間中太陽を一度も見ることはありませんでした。絵は高速道路を走行中に見たハノイ近郷の農村です。遠くに黄色く見えているのは一期目の収穫間近い稲田です。このあたりでは二期作ですが流石は南国ヴェトナム、南部のホーチミンシティ付近では三期作も行なわれているようです。

一般家庭キャロリンさん宅訪問

2016年10月21日 | スケッチ
最終日、州都シャーロットタウン近郷にあるキャロリンさん宅を訪問しました。絵はその母屋です。海外で一般家庭を訪問するのは フランス ブルターニュに住む娘の義父母宅、前回旅行したニュージーランド クライストチャーチのIさん宅に次いで今回で三度目になります。

キャロリンさんのご趣味は園芸だそうで、広いお庭いっぱいに花や樹木がありました。奥庭には睡蓮こそありませんでしたが、フランス ジベルニーのモネの庭園を連想させるような池もありました。彼女の庭園はこちらでも有名で日本の園芸雑誌にも紹介されたそうです。居間にソリ遊びをしているお孫さんの写真が飾られていたので聞くと、お孫さんが9人もいるとのこと。子供さんが7人もいるそうですからこれからまだまだ増えそうです。

これがPEIでの最後の訪問地となりました。この後、全長13キロのコンフェデレーション橋を渡ってカナダ本土に戻りハリファックスに一泊して帰国しました。


輝く湖水

2016年10月16日 | スケッチ
絵はアンが物語の中で「輝く湖水」と名付けたところです。ここで孤児院からPEIへ初めてやって来たアンがマシューの迎えを受けてブライトリバー駅からグリーンゲイブルズハウスまで乗ったと同じような馬車で湖水の見える牧場を一回りしました。実際は著者モンゴメリーの伯母さんの家があるところで、彼女自身も結婚前の一時期をここで暮らしました。休憩中にアンに扮した可愛い女の子からアイスクリームをご馳走になりましたが、彼女もモンゴメリーファミリーの子孫に当たるとのことでした。

フレンチリバー

2016年10月07日 | スケッチ

フレンチリバー

伊根の舟屋

野島の舟屋
美しい風景が広がるPEIの中でも随一の景勝地はフレンチリバー、絵葉書にもよく登場するところです。なぜフレンチリバーと呼ばれるかについては聞き漏らしましたが、元々フランスの植民地だったこの島の歴史と関係がありそうです。リバーとなっていますが実際は入り江です。
見えているカラフルな小屋は全て舟屋です。舟屋を描くのは伊根の舟屋と横浜の野島の舟屋に次いで3度目ですが、同じ漁師小屋でも日本のそれが渋い色合いの小屋であるのに対して色鮮やかなカナダの小屋が対照的で面白いと思いました。