旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

ホアンキエム湖畔

2016年11月25日 | スケッチ
旅行最終日はハノイに宿泊して市内観光&ショッピングをしました。ちょうど米国のオバマ大統領が来ていてホーチミン廟などへ行けなくなるハップニングがありましたが、ハノイ大教会のある旧市街などを見学しました。ハノイ市民の台所ドンスワン市場ではトランク一杯にフォーを買い込みました。行ってから半年が経過しましたがまだ美味しくフォーを頂いています。フォーに欠かせないパクチー(コリアンダー)は屋上のプランターで育てていますが独特の香りがあってフォーによく合います。絵は当日の朝訪れた若い恋人たちや太極拳をする老人たちが集う市民のオアシス ホアンキエム湖 です。この日もあまり天気が良くなかったのですが晴れた日の写真を参考に描きました。

耕して天に至る サパの棚田

2016年11月18日 | スケッチ
三日目の日曜日はバックハーという村にあるサンデーマーケットを見学したりバンフォー村などを散策しました。市場では食用にする可愛い子犬なども売られていてショックでした。平野はなく山ばかりの地形ですが、ほとんどの山は頂上まで開墾されて棚田になっていました。日本の棚田とはスケールが違います。文字通り「耕して天に至る」という表現がぴったりの風景が広がっていました。訪れた時はちょうど田植えの時期で子供から老人まで家族総出で田植えをしていました。絵はそんな棚田のひとつですがここでは頂上が住居地になっていて一足早く田植えが終わっていました。

サパの教会

2016年11月11日 | スケッチ
翌日、ラオカイを発ち標高1,600mにあるサパに向かいました。絵はサパの中心街にある教会の前を行くバックパッカーです。欧米人と思われる三人組が傘もささずに足早に雨の中を歩いていました。この日は昼食後、黒モン族、花モン族などの少数民族の村を散策しました。時々雨が降る悪天候の中、急なアップダウンのある細い村道を長時間歩いたので疲れました。ホテルに戻って万歩計を見たら2万歩を越えていました。

中国国境の街ラオカイ

2016年11月04日 | スケッチ
旅行初日はラオカイの中心街にあるサパリーホテルラオカイに泊まりました。絵はホテル近くから見た中国河口の街です。ラオカイもそうですが高層階のビルも建っているかなり大きな街のようです。こんな奥地にあってどんな暮らしをしているのか興味がわきました。 二つの街を橋がつないでいます。中央を流れるのは国境になっている紅河です。名前からすると赤い水?が流れているはずですが、今は雨季。泥を含んでベージュ色になった水が流れていて中国側の河岸には家庭菜園らしきものが見えました。毎日この橋を渡ってヴェトナム人の行商人が行き来しているようでした。添乗員さんの話では中国人は自国の野菜よりもヴェトナムの野菜の方が安心できるとよく買うそうです。