旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

聖ローレンス教会

2012年06月25日 | 旅行記

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春のベネルックス3国を巡る12日間の旅をしました。絵は旅の初日、二日目と連泊したロッテルダム ヒルトンホテルの近くに建つ聖ローレンス教会です。第二次大戦中ナチスドイツの猛爆を受けて街は廃墟となりましたが、この教会だけは倒壊を免れたそうです。

今回の旅は総勢20人の旅仲間と添乗員さんに恵まれました。唯一残念だったのは天候ですが、写真と違って絵ではどんな天気にすることも可能ですので光と影によってメリハリが欲しい時は晴れにしています。


清澄庭園

2012年06月19日 | 旅行記

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昨年12月から今年5月までの半年間に台湾、ヴェトナム、シンガポール、ベネルックスと計4回延べ35日間旅行しました。このうち台湾だけはなんとかUPしましたが後はまだできないでいます。順番からいうと次回はヴェトナムになりますがまだ絵が揃わないので来週からベネルックス3国のスケッチを載せて行く予定です。順序が逆になり申し訳ありません。必ずそのうちに載せますのでもうしばらくお待ちください。

先日スケッチ教室で東京江東区にある清澄庭園を訪れました。元禄時代の豪商紀伊国屋文左衛門の屋敷があった所です。彼は私と同じ和歌山県湯浅町で生まれ、舟に蜜柑を積み込んで江戸で販売して財を成しました。開業したばかりのスカイツリーも目と鼻の先にあります。              

先生から描いた絵を褒められましたが自分ではもうひとつ納得できなかったのでもう一度描きに行きました。ベネルックスでは水辺の風景がよく出てきますがその水辺を描く勉強にもなりました。


アイヌコタン

2012年06月13日 | 旅行記

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旭川を発つ日が来ました。60日間は長かったですが孫を放射能から守るという所期の目的はなんとか果たせました。9月14日朝10時、持ってきた荷物や買いこんだ米や果物などで満載の車に乗って出発しました。

苫小牧発大洗行きのフェリーの出航時間は翌日の深夜1時30分。時間はたっぷりあるので富良野から占冠、日高を経由する一般道を行くことにしました。幸い天候は晴。途中で観光したりトマトやメロンなどを買い込む楽しみもあるのも高速道でなく一般道を選択した理由の一つです。

絵は途中で立ち寄った平取にある復元されたアイヌの集落です。ここでゆっくりスケッチタイムを取りました。茅葺民家に似ていますが形が少し違います。


パッチワークの丘

2012年06月07日 | 旅行記

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旭川を離れる前にもう一度美瑛を見ておきたいと思ってパッチワークの丘を訪れました。国道237号線を挟んでその北西部、ケンとメリーの木やセブンスターの木がある一帯をそう呼んでいますが、小さく区切られた畑の色がそれぞれ異なり、まるでパッチワークのように見えることからこんなネーミングが付きました。

色が違うのはそれぞれに植えられた作物が違うからだそうです。トウモロコシ、ジャガイモ、大豆、麦、アスパラガス、蕎麦等、農家の人達は連作による収穫量の減少を抑えるため、畑毎に毎年作る作物を変えています。


湖畔の白樺林

2012年06月01日 | 旅行記

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旭川での滞在が終わりに近づいた昨年9月初旬、和寒町の南ケ丘公園へドライブしました。時々鳥の囀る声が聞こえる以外はシーンとしていて物音ひとつしません。人っ子一人いない静かな湖畔で絵を描きましたが「こんな素晴らしい風景を独り占めするなんてなんと贅沢なことでしょう。」と思いました。

描き終えて帰る途中、愛別というところで「きのこ祭り」と書かれた幟を見付けました。交番で尋ねるとすぐ近くの森の中でイベントをやってますというので立ち寄ることにしました。絵を描いていた湖畔では人影を見ませんでしたが、きのこ祭りの会場は子供から老人まで大勢の人達で一杯。生のきのこを買いたかったのですがほとんど売り切れでがっかりしました 。

昔札幌に住んでいたころ、車で走り回って北海道の代表的なきのこ 落葉 やボリボリ(ならたけ)をよく採りました。シメジ に似た美味しそうなきのこも採りましたが、念のため保健所で見てもらうと「これは食べられないこともありませんが、お酒と一緒に食べるとアルコールに毒素が溶け出します。」と言われて泣く泣く捨てた思い出もあります。