旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

横浜 その4

2009年09月29日 | 旅行記

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1858年、神奈川沖に停泊中のアメリカ ポ-ハタン号船上にて日米修好通商条約が締結され、翌年横浜が開港場となりました。それから150年、今では首都東京に次ぐ大都市に発展しました。

港の見える丘公園はみなとみらい線の終着駅、元町中華街駅からも近く、連日多くの観光客が訪れます。ここは横浜開港期に、イギリスとフランスの軍隊が駐屯していた場所でもあります。

絵はその丘の一郭に建つ山手資料館です。牧場を開いていた中澤さんという方が本牧に建てた木造西洋館で、その後この地に移築されました。


横浜 その3

2009年09月22日 | 旅行記

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昔、唐人街とか南京街といわれていた横浜中華街は、渋谷からの特急電車が直接乗り入れるようになってからアクセスがよくなり、毎日たいへんな人出で賑わっています。わずか0.2平方キロの中に500店以上の中国料理店があり、街がある中区の中国人人口は6000人を越えるそうです。

絵は平成18年に開廟した横浜の新しい観光スポット媽祖廟(まそびょう)です。媽祖様は女性の神様で海の安全や人々の平安を守っていると言われています。


横浜 その2

2009年09月15日 | 旅行記

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赤レンガパ-クから臨港線のプロムナ-ドを通って山下公園へ行く途中に、象の鼻と呼ばれている所があります。ちょうど大桟橋への連絡道の付け根付近に位置していますが、空から見下ろすと左に伸びた防波堤が象の鼻に似ているところから名付けられたようです。

絵は数年前に描いた「象の鼻付近にて」です。最近開発が進み、船が混み合ってきました。


横浜 その1

2009年09月08日 | 旅行記

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港ヨコハマは大学時代の4年間を過ごした街であり、また結婚してからも4年間住んだところです。                               私にとっては第2の故郷といってよいところですが、今年で開港150周年を迎え、今、スポットライトを浴びる街となっています。

スケッチポイントも多いので、何度も描きに来ていますが、そんな中からいくつかUPしたいと思います。

これは昨年の銀座の画廊でのグル-プ展に出展したひとつ「子安運河」です。  スケッチ仲間4人で訪れましたが、既に10人ほどの先客が描いていました。ここは港の見える丘公園と並ぶ人気スケッチポイントです。運河には釣り船やはしけなどが係留され、岸辺には朽ち果てそうな古い舟屋が軒を連ねます。ここだけが時代の流れから取り残されたようなそんな空間が絵心を引きつけます。


江ノ島 その2

2009年09月01日 | 旅行記

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光陰矢の如しと言いますがはや9月です。

先日、電車の中で初めて若い女の子から席を譲られました。快く相手の行為を受け入れ座りましたが、内心穏やかではありません。孫守で疲れた顔をしていたのだろうかとか、よほど年寄りに見えたのかなとか、よけいなことを考えてしまいました。

絵は電車を降りた鎌倉高校前駅裏の急坂を少し登ったところ。「江ノ島の見える街」です。このへんに住んでいる人達は、毎日江ノ島を眺めながら暮らしているのかなと思うと、ちょっぴり羨ましくなりました。