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旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

プラハ城遠望

2014年05月23日 | 旅行記

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プラハでは二連泊して世界遺産となっている旧市街、プラハ城、カレル橋などの歴史地区やレドニツェ城などを観光しました。塔の街といわれるだけあって、街のあちこちで尖塔が立っています。観光の途中でボヘミアングラスの店に入りました。女性客は目を輝かして見ていましたが、その価値がわからない私は時間を持て余しました。

ハイシーズンなのでどこに行っても観光客で混雑していて、ゆっくりスケッチするゆとりはありません。絵は帰国後写真を元に描いた「プラハ城遠望」。右下に見える橋脚はカレル橋です。左手のビルの2階くらいのところに橋の上部がある感じですが、実際かなり高いところを通っているようです。


チェスキー クルムロフ

2014年05月16日 | 旅行記

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念願のチェスキー クルムロフを初めて訪れました。スケッチツアーでは必ず行く予定に入っているボヘミアの世界遺産の街です。クルムロフとは川の湾曲部の湿地帯という意味だそうですが、その名の通り町の中心をモルダウ(ヴルタヴァ)川がカーブしながら流れています。

小さな石を敷き詰めた旧市街を歩くのに苦労しました。絵の友達に聞いた話ですが、スケッチツアーでこの街を訪れた仲間が石道で転んで足を骨折、プラハまで行って手術することになりました。何週間か入院した後、チェコ人の医師と看護婦が付き添って日本まで医療搬送されたとのことです。恐らく数千万円の費用がかかったと思われますので保険に入っていなければ大変なことになったでしょう。これを聞いてから海外へ行くときは必ず傷害に厚い保険に入ることにしています。


チェスキークルムロフ近郷

2014年05月09日 | 旅行記

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春先から毎日のように我が家近くの茂みにやってきて鳴き始めたウグイスが2ヶ月たってやっとホーホケキョと鳴けるようになりました。最初はケキョケキョとかホーケキョとしか鳴けなかったのが毎日鳴いているうちにうまくなりました。これも練習の賜物でしょう。

レーゲンスブルグを発ち、国境を越えチェコに入りました。そこから200キロ余り。オオヤマネコが棲むというボヘミヤの森を通り、あと少しでチェスキークルムロフに着くというところでポーク料理の昼食をとりました。おなかが空いたので時間をみると午後3時でした。

絵はそのレストラン近くの風景です。


レーゲンスブルクの旧市街

2014年05月02日 | 旅行記

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レーゲンスブルクの旧市街を散歩中に住み心地がよさそうなマンションを見つけました。中庭に綺麗な花園があり、住人のオアシスのようになっていました。コメントにも書きましたが、ツアーのメンバーの一人が迷子になったのはこの近くです。古い橋を渡りきったところから始まる旧市街は小さくて迷子になりそうなところとは思えませんが、そこは外国。やはり用心に越したことはありません。


古都 レーゲンスブルク

2014年04月25日 | 旅行記

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昨夏チェコ、ハンガリー、オーストリアなど中欧5カ国を巡る9日間の旅をしました。以前は西欧に対して東欧と呼ばれていた国々です。ミュンヘン一泊後最初に訪れたのはドナウ川とレーゲン川の合流点に位置するドイツ バイエルン州の中心都市レーゲンスブルクです。絵はドイツ最古の石橋。高い尖塔はレーゲンスブルク大聖堂です。旧市街一帯は世界遺産となっています。


今井の桜

2014年04月18日 | 旅行記

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先日自宅から13キロ、車で30分足らずの今井の桜並木へ絵を描きに行きました。ここには手賀沼の水を田圃に引くために設けられた用水路に沿って桜が約2キロにわたって植えられていますが、野暮な石やコンクリートの護岸が一切ないので昔そのままの田園風景が広がっています。日によっては川霧が出て幻想的な風景になることもあるそうです。それを期待して朝5時に自宅を出ましたが残念ながらこの日は霧が出ませんでした。


常盤平の桜並木

2014年04月11日 | 旅行記

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絵は自宅から約10分のところにある常盤平のさくら通りです。ここは1987年に日本の道100選に選ばれたところで、今月の5日と6日には桜祭りが開かれました。八柱から五香までの3.1キロにわたってソメイヨシノやオオシマザクラが植えられていますが、この並木道は常盤平南で新日本街道100選に選ばれたケヤキ通りと交差しています。

この通りに沿って庭に竹薮のある大きなお屋敷があり、前からここで竹薮と桜のコラボを描きたいと思っていました。日中は人が多くて絵にならないので朝早く出かけて描きました。


早春の21世紀の森公園

2014年04月04日 | 旅行記

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春休みになって泊りがけでやって来た孫と2時間ぶっ続けで卓球をしました。初めのうちは昔卓球部で鳴らした私のほうが上でしたが、体力勝負となった後半は孫のほうに分があり、最後の試合では相次いでスマッシュを決められ3-1で敗れました。翌日はサッカー1時間です。老体には堪える二日間でした。

絵は孫が帰った翌日描きに行った21世紀の森公園です。画面中央少し左に見える建物はバードウオッチング小屋。雪の日にここで絵を描いていて叱られたことがありました。


グラバー邸

2014年03月28日 | 旅行記

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長崎への旅の最後はグラバー邸。幕末に来日したイギリス商人 トーマスグラバー が1863年に建てた洋風邸宅です.

彼の妻ツルはプッチーニ作のオペラ「マダムバタフライ」のモデルになったと言われています。ツルはいつも蝶の紋の着物を身に着け、外国人から「お蝶さん」と呼ばれていたそうです。オペラの中で歌われる有名なアリア 「ある晴れた日に」 は船に乗って帰ってくる夫ピンカートンを待ちながら港を見下すこのグラバー邸の庭から歌ったのでしょうか。


旧三菱第二ドックハウス

2014年03月21日 | 旅行記

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先日、東京青山で孫娘のピアノ発表会があり、久しぶりに東京へ出かけました。

3時からの開演には少し時間があったので京橋のクボタ画廊に立ち寄ると、偶然にも昔習っていた五十嵐先生のグループ展が開催されていて懐かしいスケッチの友達に会うことができました。

絵は旧三菱第二ドックハウス。これもグラバー園内にある洋館のひとつです。

コメントにも書きましたが、戦前戦艦武蔵を建造していた三菱長崎造船所がこのグラバー園の高台から同造船所がまる見えになるのを恐れて?この園を買収(その後長崎市に寄贈)したそうです。


旧スチイル記念学校

2014年03月14日 | 旅行記

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絵は明治中期のミッション系の学校建築のひとつ 旧スチイル記念学校です。1887年に東山手9番地の旧英国領事館跡に建てられた校舎ですが、その後保存のためグラバー園内に移築され現在に至っています。少し奥まったところにあるので見つけるのに苦労しました。


大浦天主堂

2014年03月07日 | 旅行記

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今回の旅行では長崎駅前のホテルクォーレ長崎のシングルルームに3泊しました。駅前なのでアクセスもよく、朝食が付いて一泊5000円強。まだ建てられてから間もないホテルでしたので気持ちよく宿泊できました。マイレージのおかげで飛行機代も只でしたのでかかったのはこちらでの交通費の他、昼と夜の食事代と息子へのお土産に買ったカステラくらいのもの。おかげで出費を低く押さえることができました。

絵はカトリックの教会堂、大浦天主堂。1865年に建立された日本最古の現存するキリスト教建築物です。周りに建物が密集していたので構図をとるのに苦労しました。


オランダ坂

2014年02月28日 | 旅行記

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絵は坂の街長崎の中でも一番有名なオランダ坂。この坂の上には今はありませんが日本初のプロテスタントの教会 英国聖公会会堂があり、居留地に住む外国人達 は日曜毎に礼拝に行くためこの坂を通っていた そうです。当時は東洋人以外はオランダさんと呼んでいたことから、オランダさんがよく通る坂ということでオランダ坂という名前がついたとのこと。

絵の左手は東山手十三番館、右手は活水女子大学です。スケッチしているとき日傘をさした妙齢の女性が通りかかりましたので絵に入れました。


ドンドン坂

2014年02月21日 | 旅行記

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グラバー邸からグラバー通りに沿ってしばらく歩いていくと南山手の静かな住宅地に至りますが、そこには右手に下る細い急坂があります。絵はその ドンドン坂 です。遠くに三菱重工長崎造船所のクレーンが見えます。V字型の側溝などに居留地時代の名残が残っているようです。

長崎出身の歌手 さだまさし は私の好きな歌手の一人で「精霊流し」や「案山子」などはカラオケでよく歌います。母との愛情の交流を歌った ♪母がまだ 若い頃 僕の手を引いて この坂を登る度 いつもため息をついた・・・・で始まる「無縁坂」は特に好きな歌ですが、その坂はひょっとしてこんな坂だったのではないでしょうか。


長崎の眼鏡橋

2014年02月14日 | 旅行記

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二日目の午後からは長崎に戻って市内を観光しました。絵はグラバー邸と並ぶ長崎のランドマーク眼鏡橋。プロの先生方もよく絵に描いている所です。 

中島川に架かるこの橋は川面に映った影が双円を描き、「メガネ」に見えることから、この名前がついたと言われており、『日本橋』『錦帯橋』とともに日本三名橋に数えられています。
昭和57年(1982)の長崎大水害で一部崩壊しましたが翌年復元され、国の重要文化財となっています。
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