桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・9・26

2012年09月27日 | Weblog
昨日か一昨日は耳鼻咽喉科に行こうとして痛みの激しくなってきた痛風治療の為に整形外科に行ってしまって、今日こそは耳鼻咽喉科へと朝起きた時は決意していたのに、喉を診察される時に舌の奥を押さえつけれると猛烈な嘔吐感に襲われるのを想像すると何とか耳鼻科行きを避けようとする潜在意識が働いて、目薬が切れたことを理由に眼科に行ってしまう。喉も大事だけど眼も大事。逃げの論理だ。3時過ぎミッドタウンの富士フィルムフォトサロンで開催中の「昭和の記憶」写真展へ。土門拳初め錚々たるカメラマンが昭和初期から戦争戦後を経て高度成長期に差しかかるまでの日本を鮮やかに捉えている。ちょうどこの時期は母が祖母と東京に出てきて結婚出産を経て長男である俺が成人するまての時間に当たる。その意味では母に見せてあげたかった写真展だった。そんな感傷に浸った後は今日も鰯を求めて街を彷徨う。五反田、麻布十番、六本木に魚影なし。だからって写真展の地下の高級スーパーで売っている鰯は一尾380円。これを700円で出す訳にはいかないので、いわしは渋谷に限ると東急の下にある渋谷市場へ。やっぱりここにはいつも鰯はいてくれた。ただやっぱり小振りでいつもよりは高い。もう鰯の季節は終わったか。ついでにBカメラに寄ってイベントスペース用のDVDプレーヤーが壊れていたので買い求め,右手にいわし、左手にDVDプレーヤーを持って、六時半頃に店へ。もうこの時点で疲れている。でも今日はO君とHKがいるので雑用は二人に任せてカウンターに座り込んでしまう。そして早い時間に来店してくれた映像音楽ディレクターのS君やH君にラムを奢られて馬鹿話をしたり、俺は見に行くことが出来なかったけと芝居の公演が終わったばかりの劇団旅芸人のOさんと演出論俳優論をしている所へ、先日見て大感激した芝居「いんげん」の女性演出家のMさんが来店して俺の拙い演劇談議に加わってくれたりしたもんだから手酌でアルコール量が増していき、もう閉店間際に仕ビール一杯だけ飲ませてとF子ちゃんが入ってきた時にはもうかなりベロベロ。それなのに彼女に奢られてまた飲む。いや飲める。どんどんアルコールが強くなっていくのは体の変調と関係ありかなしか★コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。