桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・9・3

2012年09月04日 | Weblog
こんなことは滅多にないことだけど、今朝はベッドから起き上がりたくなかった。夕べの帰り道F子ちゃんに会って思わず抱きついて(∞決して肉体的にではなく精神的に)、愚痴を聞いて貰いながら日本酒を飲んで帰ったのが11時過ぎ。それから途中一時トイレに起きたものの、そこで睡眠誘導剤を飲んでまた8時過ぎまで眠り続けていた。それなのに、九時間も寝たのに起き上がりたくない。両足が疲れで浮腫んでいてだるい。おまけに足首には痛風の発作。そして脱力感‥‥ふと今日もHKが出勤できなかったらひとり営業かと思った途端、更に全身に疲労感が広がって、店を休んでしまおうかと思った。この数日、ずっと一人でお昼から夜中まで働いてきたのだし、一日ぐらい休んでもバチは当たらないぞと悪魔が囁き続ける。その声が子守歌の様に聞こえ、瞼が再び閉じようとした時、ふと今日は今月の14日(金)と15日(土)にウチの店が共催する「高柳卓也ファドライブ+金森裕子ポルトガル写真展」の打ち合わせがあることを思い出し、ガバッと起き上がる。同時に四時半にイベントスペースを見学に来る方がいらっしゃることも思い出す。そう、そんなに気軽には休めないのだ。バスタブにお湯を貯める。こういう時はお湯の中に身を委ねてゆっくり本を読むに限ると、数カ月前に読み終わった「リスボンへの夜行列車」(Pメルシエ)を再読。ページを捲るたびにポルトガルのリスボンへの憧憬が深まる。嗚呼、リスボンに行きたい!今度行けるのはいつなのか?なんて思いつつ一時間もバスタブに漬かった後パソコンに向かってこの日記を書き、お金の計算をしてから、1時に久し振りに母の処へで老老ランチ。今日のメニューは揚げ餃子と揚げ茹で卵とアボガドの揚げ物の盛り合わせ、刻んだオクラと納豆とすり下ろした山芋をよく混ぜ合わせたネバネバ、それに味噌汁はアサリでご飯を二膳。食後、お茶を飲みながら甘いものを食べながら他愛ないお喋りをする時間はこれぞ人生の愉しみというべきか?三時半に母の処を出て、広尾の業者向け食料品店、六本木のスーパーで仕入れして、銀行で遅れてしまった月末の振込などして大急ぎで四時半ジャストに店へ。約束したAさんに開場を案内し、使用方法を説明したが、あまり気に行って貰えなかったみたいで残念。まぁ、仕方ない。5時過ぎ、途中今日は店に出れそうとメールのあったHKが顔を出す。本当に顔を見るまで信じられなかったけど、元気そうな顔を見て一安心。でも、この数日間のスタッフ問題、一体何がどうしてどうなっていたのか?結局、俺にはスタッフ(他人)を管理、指導、掌握する能力がないってことか?他人を使うなってことなのか?それは即、他人を使う店なんか経営すべきじゃないってことなのか?もうその問題になると思考停止状態だ。★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。、