桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・9・8

2006年09月09日 | Weblog
飲み屋ってホント分からない。ハナキンだと云うのに8時過ぎに店へ出てみたら、まだ一人のお客さんもいなく、TちゃんとMちゃんが暇そうにスクリーンに映る映画を見ていた。俺も仕方なく郵便物の整理などをして時を過ごす。9時近く、Nちゃんが半年ぶりに友人を連れてきてくれる。30分後、常連の法律事務所勤務のNさん、15分後マネージャーのMさんが来店。でも、まだ四人だ。10分後、近所の美人姉妹のAさんとNさん、更に15分後、女優のKさん、稲荷寿司をお土産に持って来てくれたFさん、病気回復後二カ月ぶりに来てくれたエステシャンのMちゃん、そして音楽事務所マネージャーのYさんと揃い、10時半段階でカウンターはいつの間にか満杯になっていた。これで何とか飲み屋としての格好だけはついたとホッとしていた処へ、近所の出版社のSさんたちが8人で、TテレビのAちゃんがコレド通信の常連者列伝に書かれた内容を抗議がてら、更に外資系の証券会社に勤めるキャリアウーマンMさんがSさんたちと、そして一時過ぎにドキュメンター映像会社のTさんたちが10人で来店してくれて、イベントスペースを含めて満杯状態になってしまう。その間たった4時間。俺はMちゃんやAちゃん、そしてNちゃんたちのお相手をして飲んでいたから気楽なもんだったけど、TちゃんやMちゃんは料理やお酒を作ったり、運んだり戦争状態が続いていた。3時前、漸く一段落したので二人には帰って貰ったけど、Tさんたち10人が4時過ぎまで、女優のKさんが相談事があると言って5時まで残る。でも、計算してみれば最初のお客さんが入ってからまだ8時間しか経ってない。6時に開店して9時までの空白時間。その後1時過ぎまでの過密時間。それから5時までのダラダラ時間。見事に三分割された一日、ホント飲み屋って分からない。