今日は王子の飛鳥山公園にある渋沢史料館で毎月1回行われている渋沢栄一「論語と算盤」の読書会に参加しました。前回は仕事で参加できませんでしたが、それ以外は参加しており、回数も重ねているので参加者同士での議論は進んでおりますが、毎回新しい気付きを貰って帰ります。渋沢栄一は経営にも論語が必要であると説いていますが、残念ながら現代の企業はブラック企業と呼ばれるように論語的経営からは程遠い状態です。しかし渋沢栄一の活躍していた時代にも渋沢と関係の深かった古河市兵衛は足尾鉱毒事件にあるように問題を起こしていたことが議論にありました。いつの時代にも企業の不祥事はあります。知識のみの議論では、全て他人事のようになってしまいますが、自らが関わる事業においてどうであるのか当事者意識を持つことがいかに大切か気付かされました。
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