製薬業界で起こっていることー私たちの身近な問題です

最近新聞紙上に「臨床試験に製薬企業の社員が関与していた」とか今日も「副作用を報告していなかった」とか製薬企業の対応の問題が取りざたされています。専門用語も多々登場するので難しそうで、また医療現場で起きていることで一般庶民には遠い世界のように見えますが、薬は私たち日常生活の中で利用したりするもので、決して遠い世界の話ではありません。そして、今起こっていることは私たちの社会の中で起こっていることで、問題が起きる原因は私たち人間の行動そのものだということです。会社や自分に有利に物事を進めたいと思うあまりに不都合な事実を覆い隠そうとする人間の行動は多かれ少なかれ誰しもが持っているものです。この過ちをいかに自省できるかーそれは人間である私たちがお互いに過去の過ちを振り返り気付き改善していくことが大切です。気付く機会を持つことが大切だと思います。現代社会の特徴は便利すぎる社会で他人と関わりを持たずになんでも一人で機械的に物事を処理することが出来る社会で、これが気付く機会を失い過ちを起こしやすくしています。人と人との関わりの中で問題に気付きお互いに自省して改善することが出来るのだと思います。常に私たちの行動の中に問題を起こす要因があるのだと思います。