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がんについて考えさせられた一日

2014-04-05 20:31:53 | 日記

今日は午後からお茶の水のクリスチャンセンターでがん哲学外来メディカルカフェが行われ会議室が満杯になるほどの参加者がありました。5~6名のグループに分かれて話し合いの機会を持ちました。私のグループではがん患者さんのご家族の方がほとんどで家族ががんになったときの対応などの話題が出ました。がんになったときの家族や社会の冷たさ、もっとがんを理解するために学校でのがん教育の必要性も出ました。順天堂大学医学部の樋野興夫教授はがん教育とはがんを教えるのではなくがん患者とどう接するのかを教えることであるとお話させました。現代社会は忙しくて物事が機械的に処理されて人間的な対応がとれていません。病気で悩んでいる人に寄り添い分かち合う人間的な対応が今、一番求められているのだと思います。

今日はメディカルカフェのあとがん患者さんの見舞いに都内の病院へよって帰りました。がん治療もだいぶ進んで抗がん剤の副作用のコントロールもできるようになってきましたが、やはり患者さんへの人間的な対応が一番必要であると感じた一日でした。

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