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散歩の途中で… お腹がすいたよ~♪

散歩の途中でのスナップ。携帯替えてから普段の写真はiPhoneXs。 CanonEOS6D FUJI X70はサブに

祇園祭 山鉾巡行

2007-07-29 19:05:02 | 日記…
昨28日 祇園祭の最後の大きな行事「神輿洗い」(お祭り前の10日にも行われます)が終わり 後は31日の「疫神社夏越払(えきじんじゃ なごしはらい)」を残すのみとなりました。
そんなこととは何の関係もないのですが まだブログにアップしていなかった 17日の山鉾巡行の写真をアップします。

まずは 綾傘鉾(あやがさぼこ)

古い鉾の形態を残している傘鉾の一つで 傘の上に金鶏が留まっています

岩戸山(いわとやま)
名前は 天岩戸を開いて天照大神を出現させる日本神話に由来。
「山」とはいえ鉾と同様の形で「曳山」(ひきやま)と呼ばれています。
フレームに収まらなかったのですが 鉾柱のかわりに屋根の上に松を立てています。

曳子さんたちの記念写真。

7月10日頃の組み立て(詳細は岩戸山保存会のHP)から2週間近く町内で置かれた10tを超える山鉾の車軸に 油を塗る作業が行なわれます。

太~い柱をテコにみんなで「エイショ~!!」

数センチ浮かせた隙に 車方が車輪をずらせて油を塗ります。

朝早くに散歩すると 辻回しだけじゃない 色んな角度からお祭が見られていいですね!

綾小路通を進む伯牙山

先導のオジサン空を見上げながら「今日は降らないかな?」

山鉾は構造上直進しかできません。
そのため十字路を曲がるとき 大型の鉾(一部の山も)は割り竹を敷いた辻回しを行なうのですが 小型の山(舁山[かきやま])は舁き手が担いで方向転換

この山のご神体は 中国・周の時代の琴の名人「伯牙」。
伯牙がその友人の死を聞いて琴の玄を断ったという故事に由来しているそうです。
(人形の手前に琴があります)

ここまでは新町通の南側を歩いてきましたが 四条通りの向うに聳えるのは「放下鉾」 
空に伸びる真木(しんぎ)が凛々しい!

鉾頭までは地上から大体80尺(25メートル)あります。

鉾の後面の緞帳は見送(みおくり)と呼ばれる動く美術品。

梟の意匠が素敵な放下鉾

Tシャツの意匠は 南観音山がある百足屋町(むかでやちょう)の「百」
年に一度の晴れ舞台に 町衆の点検もぬかりはありません。


両脇の男の子は行列を先導する役
手に持った杖をワザと引きずり ジャランジャランと音を出して道を清めているのだとか?
(この項未確認)



こちらでも車方が車軸に油を塗って 最後の点検

この後 四条通へ向けて曳きはじめます。

こちらは四条通で順番待ちする月鉾

くじ改めの前に 最後の化粧直し中

昭和56年に約100年ぶりに復活した蟷螂山。

この山 鯨の髭を使った仕掛けがあって 首や手鎌が動き 羽を広げ 御所車は車輪が回転するそうです。

さて いよいよ山鉾巡行のハイライト=辻回し
敷いた割竹に水を撒いて 滑りを良くして一気に引き回します。


♪ エンヤ~ラヤ~ッ~の勇壮な掛け声

大きな鉾が軋みながら廻ります。

こちらは前に紹介した舩鉾。見事な辻回しでした。


慎重に割り竹を並べる 岩戸山。
さて首尾は・・・


♪ エンヤ~ラヤ~ッ~  ん? 動かない!

4~5回やって なんとか方向転換
後方で待つ舩鉾も不安げに眺めてます。。。

辻回しも上手くいって一安心。

鉾の下では 車方が軌道修正に余念がありません。

鉾の上の囃子方は気楽なもん♪


新町通りの北に位置する 北観音山の辻回し。
「山」とはいえ大型の曳山に見るほうも力が入ります。

南観音山もそうですが 正面を御所の方(北側)に向けているので 四条通に出てくるときはバックでの登場です。

東側(八坂神社)の方に向き直って ホッと一息。


烏丸通に向けて曳きはじめます。


車方は 木製の棒が一体となった楔を噛ませ 鉾の向きを修正。
時おり ゴトン ゴトンという音が響きます。

まさに縁の下の力持ち

新町通りでの辻回しを眺めた後はそろそろ昼食。
いつもなら大丸さんの前を通って錦小路高倉の「さか井」さんへ急ぐのですが 今日ばかりは四条通は鬼門。
室町通りを上って行ったら 役行者山が四条へ下って来ました。
幟を持ったオジサン(お兄さん?)にポーズを取っていただいてパチリ!


鉾の町の人々に支えられる祇園祭でした。

冷や汁

2007-07-29 16:04:45 | 【和食】
今日は参議院選挙の投票日 明日は土用の丑の日…
今日も東京は蒸し暑いです。。。
(先ほどまで凄い雷雨でパソコンも電源を落としてました)

そんな暑い日でもサラサラいただけるメニューが 「冷や汁」♪

ふと自分の日記(ブログ)を見たら去年も7月22日に書いてるんですね~ 

『基本はすり鉢で味噌と焼いた鯵の身をほぐして混ぜ、鉢ごと逆さにして火で焙った味噌を冷やし、水または氷水で延ばしたものを宮崎では暖かい麦飯にかけるのが一般的。ウチの場合鉢ごと焙ることはしないで…』とありましたが 今年は本場宮崎に倣って 少し焙ってみました。

白ゴマに味噌を加え擂り鉢で擂ったところへ 夏が旬の鯵の開きを焼いてからほぐしてさらに一擂り。
お味噌がプ~ンと薫ってきたところで火から下ろします。


コンガリ いい感じ♪
予め冷蔵庫で冷やしておいた鰹出汁でのばし 胡瓜・茗荷・青紫蘇にネギを加えます。


今回はご飯も宮崎に倣って 暖かいご飯にかけていただきます。


見た目は悪いけど 激旨です!