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緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

最悪の試合

2006年05月06日 | 家族

4日2回戦も順当に勝ち準決勝は予想通り負け。で、5日3位決定戦。となったのだが、最悪だった。

4日から、コーチも監督も選手達に何も指示も出さない、言葉がけもしない硬直した状況になっていた。どうなっているか何も子供達にも説明もない。親としては様子見をしていた。5日は勝っていた試合だったが、コーチ・監督采配ミスで逆転され負けてしまった。試合後、なぜかと問うたが、「かける言葉がなかったから」とコーチ。???戦略がなかった?励ますつもりもなかった??マンツーから2-3に切り替えられた後も子供達には指示が出ず、自滅した試合だった。一先ず、子供達を話し合う場を持ってもらっているが、親としてどこまででてもよいか迷うところ。次男は「昨年のあの新座四中もこんな感じだったのかなあ」なんて言っていたが、違う違うレベルが違う・・
次男達のコーチは大学生だから、バスケは上手くても指導力は期待してはいけないのかもしれない。でも、それを指導し、子供達とコーチの間のぎくしゃくした関係をブレークし全体を統括するのが学校の教師である監督だと思うのだが・・・・

コーチングって何なのだろう。子供を育ててきたそのプロセスそのものがコーチングであったし、今疾病を抱えた方のサポートを行っているがこれもコーチングの一つであろうと思う。やれるようにヒントを出し、気づき、出来ることをキチンとできるように、出来ないことは無理をせず焦らず少しづつ前進できるように励まし、褒め、ガイドしていく・・
昔ながらの根性物が私は大嫌い。スキルの向上を名目に厳しさで緊張と硬直した状況を作り、それに耐えることに美徳を感じるような指導はまっぴら。まず大好きになり、リラックスし、自分で自由に考え試す機会や責任をとってもよい領域を与えられそこで思う存分チャレンジし、そのプロセスにおいて適確な指示や助言、安全の確保を指導していくという流れが良い。

来月からはいよいよ夏の大会。この硬直した関係のアイスブレークはどこまで出来るのだろうか・・


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2 コメント

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Unknown ()
2006-05-08 02:13:16
コーチング、忍耐がいりますね。「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は育たぬ」ですものね。
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ホントですよね。 (aruga)
2006-05-08 22:43:51
褒めること絶対大切ですよね。
返信する

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