緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

Hope for the best, and prepare for the worst;最善を目指して最悪に備える

2017年09月18日 | つれづれ
Hope for the best, and prepare for the worst最も良い方向に進んで行くことを期待しながら、よくない方向に進んでいった場合を想定し、備えようあまりに有名な言葉になりました。 Published: Ann Intern Med. 2003;138(5):439-443.DOI: 10.7326/0003-4819-138-5-200303040-000 . . . 本文を読む
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がん放射線治療の副作用(悪心・嘔吐)のこと

2017年09月10日 | 医療
がんの放射線治療による悪心嘔吐の発生頻度は1000名ほどの前向き調査で約30%と報告されています。Maranzano E, et al. Radiother Oncol. 2010; 94: 36-41.放射線治療で悪心発生頻度が最も高い全身照射では80~100%と高率です。Spitzer TR, et al. Bone Marrow Transplant. 2000; 26: 203-10.その . . . 本文を読む
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あいまいな喪失(Ambigurous Loss)~「さよならのない別れ」と「別れのないさよなら」

2017年09月04日 | 医療
外勤先でお世話になっているカウンセラーさんから教わったこと。あいまいな喪失調べてみました。英語では、Ambigurous Lossミネソタ大学の名誉教授のPauline Bossが主に提唱し取りまとめられたサイトは次のものになります。http://ambiguousloss.com/そこに書かれていることを抜粋しました。出典は直下のURLです。 Why we all need to unders . . . 本文を読む
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